第15話
少し間不思議な気持ちになった、
自分の気持ちの痛みや、普段何気無く過ごす事でも気付いてしまえばなんて苦しい事なんだろうかと、なんで、どうとらえればいい、傷だらけの体、誰を憎めばいい、殺しに行ってもいいものなのか、顔の傷はどうすればいい、殺しに行ってもいいものなのか、当事者は居るだろう何故僕は全部押し殺して耐えて居なければならない、叫ぶことも苦しむ事も平等の社会では許されない、弱味を見せれば自分より劣る部分を見つけると喜ぶ、そんな人間の餌食になる、厭世家ではない、この苦しみと悲しみは一体何にぶつければいい、平等というのは実に下らない、僕が思うに普通と馬鹿は同意だと思う、その基準とやらを立てた個人が同一なのでその一個人の規準だからその規準はその人間の質がしれてる、そんな人間を立てて守る事が平等だ、同じ命で同じ価値だなんて事はこんなやつらを擁護する潤滑油でしかない、こんな下等な輩がどれだけいる、気が狂いそうだ、同じ価値ならなんで僕が苦しまなければならなかった、自分で解決しろと投げた年寄り達は知れた事、僕が死ねば、問題が消えると思ったんだろう、こんだけの怪我をすれば廃人になると思ったんだろう、なんて、なんて腐った奴だ、この体で今の状態まで治すのが如何なる事か解らないだろうな、他人事だろうな、こっちは許せないんだよ
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