第9話
僕は雑念を振り払って、同い年の青年との時間を過ごす、下らないけど自分の成長の為に与えてあげたかった、愛情が不足して普通も知らないどっちを向いていいか分からない挙動不審な幼児が僕の中にはいる、この子は
傷ついていることも自分では気付かない、
動物の小さいのと一緒だ、何も解らず何も気にしない、保護者がいると信じ込んでいる、だから何にでも敵意を持たずに甘えていく、
弱者でしょうね、子供は勇気の意味を理解しない、どんな勇気だって無理をしているだけなんだ、背伸びをしてね。
人を虐めてる人間を見つけて勇気を出して八つ裂きにしたら誰か認めてくれるのかい?
きっと聞かれるよ、「何がしたかったのか」
前に考えていた勇気のお話だと冒険を険しい冒涜だって言った、こじつけにも程があると思うけど冒険すると少しは意味も解った
何よりも冷たい理智の目を持って接しないといけない場合のが多い、
でもこの場合はどちらが正しいんだろうか?
冒険は大好きだ、それは僕の中の全てが共感している、危ない事やしちゃいけないことをするときの胸のドキドキは決していけない事じゃない、まだ見果てぬ世界を知りたいなら飛び出してしまうしかないからです、
それによって自分の分からない事を減らしてその会得した事実で成長に繋がるなら世間が認めずとも象牙の塔の要塞のなかで恍惚を味わえばそれは自分自身の感性で初めて味わう人生の境地であればあるほどそれは新たなる発見になり、他の者の得ない宝になる、
その代わり理性は必要である、自分の力量に見合わない冒険は知能の欠如だ、どこまでも先を読む力がなければ冒険の危険に対処することは出来ない、戸惑った時間があろうものなら冒険者は敗北者に変わるんだ、
きっと虐めてる人間に対して真っ向から暴力で対抗しないと相手にならないだろう、
戸惑ったり、雄弁を吐いた時には情けなくやられた上に民衆に敗北者と罵倒されるだろう。それでも解決と快感が欲しければ戦う他無い、これに快感を求めているようじゃ人間として未熟である、雄弁は銀、沈黙は金となる。沈黙して、その事象に対して読み取れるだけ情報を読み取って、その事象が自分の目の届く範囲で起きた意味を想像しなければならない、なぜ自分の目の前で起きたか、それが何故かと言うと僕の読解はまだ話せない。よく人生がゲームなんじゃないかと考えてる人が居るけれど僕が思うに人生を元にゲームのプロットが作られているのでそう判断されているのではないかと思う。本当はこういう風に永遠に思考の寝具に包まれて眠りたい、
これは死に一番近くて自分でいられる安心が求められる時間だ、本当に僕が想像してるものが正しいのか異端なのかについてですが、
僕の想像したものは大概存在していてそれを知る度に自分の存在が解らなくなる、
自分がなんなんだよ、この不安はどこからくる、、おいhあれ見てみろよ、あぁこれがハチ公か、ハチ公の回りは旅行の外国人だらけで必死に写真をとっているけど何が凄いのか僕はわからなかった、ハチ公の回りにはユーチューバーの旗を立ててフリーハグをやっている若者が居て東京なんだと思った。僕は羨ましかった、あのように何でも行動に移せる人間が羨ましかった。ただ思ったのはあの顔に生まれていたら僕は自惚れも出来ないのでやっぱり成りたくないな、
ゲームしようぜ、ハチ公に座って携帯ゲームをやりはじめた、まだ携帯ゲームもオワコンでは無かったので楽しかった、貸した瞬間ミスしてマルチで煽られるは負けるが散々だったけど楽しかった、、(本当は一人でやるのが好きなんだけどね)一人が好きでも街のほうが田舎より好きこの矛盾通じるだろうか。僕は人との考えのギャップで変な想像をして一人で笑ったりする、僕にとっては新しい発見で楽しい、回りは迷惑だろうね、僕にカーテゥーン位滑稽に見られて。
なぁ東京って大したこと無いだろ?
カッパは言った、
そうだね、ユーチューバーがいっぱい居るしね、僕は笑って答え、互いに共感して笑う、
これは本心だろうか、彼らを笑うに値するだろうか、時代に呑まれたただの若者では無いんだろうか、人の心の全てを掴めない僕には答えが出せない、ただ、、、時代に飲み込まれた人間はその時代のみの成功者に違いは無いでしょう、、
僕は自分なりの東京見物がしたかったがカッパは僕より都会暮らしが長いので威張りたいようだ、新宿に連れてってやるといわれた、初めてではあるけど恐ろしいとは思ってなかった、、まだ冬だったので凄く冷えた、なので僕はまだモッズコートをきていた。
カッパはユニクロのウルトラライトであったかいから服買うのは無意味と言う、(寒いとはよく言う)
その格好で行くの?僕怖いよ!
その格好の奴と行くなんて死んでも嫌だ
hは怖がりだなぁ、
怖いよぉ怖いよぉ僕のモッズ持って
え、カッパは状況を理解しない
今日は到着したばかりでカッパがお酒の飲み方を教えると言い出したので玩具を持って来ていた、、、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます