第8話

僕は素直になれない心が優しすぎて繊細でどうしよもないくらい恥ずかしがりやで

人付き合いは苦手なのに素直じゃないから無理矢理人付き合い得意なように振る舞うし

素直じゃないから本当に大変にならないと何にも言えない、繊細だけどめんどくさく思われたくないから適当にこなすし

遅いと恥ずかしいから焦って失敗をする

心が優しいから心が涙で溢れても汚れに行って誤魔化している

恥ずかしいし理由もすぐには分かんないし素直じゃないから失敗を認めたくないし

素直じゃないから背伸びばっかして無理をする、どうしてこうも弱いんだろう、頭は悪くないのに勉強はしなかった、どうしよもない危機管理能力の無さは本当に辛い、最初に勉強なんかしなくても授業についていけるもんだと思い込んで興味を無くした、皆が勉強してる間にも僕の想像で深層の宇宙は広がっていく、でも学校の国語をアホらしいと思い込んでいた、

皆で童話みたいなのを読み上げるのが耐え難い屈辱だった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る