第13話 左手がもげたテディベアにお別れを
毎日ビールを飲んでいた。そして仕事明けに一、二時間くらいの散歩の時間をビールを飲酒する時間に充てた。残されたものは太る。その事実、真実、当たり前の事。悔しい。こんなに美味しいものを毎日飲んでるだけで太るなんて。いやだ認めたくない。
土日の休みはこうなったらガッツリ、チャリ漕ぐかと思ってたのだけど。たまには歩こうかなと。車と自転車と徒歩のスピードは違う。当たり前じゃん。感じるスピードは違う。だからそうなんだって繰り返すなよ。
だから今は歩くを選びたい。歩くのスピードで見えるものを見たいなと。楽しかった。ラジオと音楽を聴きながら歩くのが。
運動公園についたので本を読もうと思うんすよね。それも楽しいハズだから。そしたらコーヒーチェーンでタバコを吸いながら本の続きを読む。ゆったりな時間を楽しもう。
スローな休日を楽しもう。
そして家に帰って酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒。具体的にはベルモルトゴールド3缶。荒れよう。ライトなんざ消灯なんてせずに酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒酒。荒れよう、それは荒れたいからさ。
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