「Dead Dead Demon's De De De De Destruction (デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション)」

読みました〜。なんかサブカル女子に人気がある漫画だそうで。今日のニュースのでアニメ化されるって聞きました～。うわああ。マジでこれをアニメにするのぉ？

声優さん大変そう。騒音不可避。

これね、絶対二巻以上読まないとジャンルすらわからない漫画よ。SFなんだけど。

最初試しに一巻だけ読んで、ワケがわかりませんでした。主人公と呼べる女子高生が複数いるんだけど、そのうちひとりの門出（かどで）って子は先生に恋しててなんとか距離を近づけようとしてる。二人目の凰蘭（おうらん（おんたん））は、ちょっと頭イカれてる子なのかなって。

この世界では東京の上空に異星人のUFOが浮かんでて、弱っちい宇宙人がたまに降りてくるけど政府が侵略者として射殺している。それに対して、毎日門出と広角泡を飛ばしてFPS ゲームに明け暮れる桜蘭は、宇宙人なんかより真に恐れるべき脅威は自分なのだと言い放つのです。中二病かなって思うじゃないですか。高校三年の日常、勉強したり、男子に告白したり、先生に告白してふられたり。女子高生五人組でカラオケ行ったりしてた（あー。いいなあ若いって）のが、宇宙人の道具を拾ったことで、変化していく。

とにかく凰蘭（おんたん）の言動（キャラ）が変なんですよね。僕っ子だし。宇宙人は脅威なんかでなく、本当の脅威は”僕”だっていうんです。単にゲーム脳の厨二発言かと思ってたのね。でも10巻まで読んでそれが本当だったと明かされるのよ。それにマブダチの門出は、凰蘭がどんなにいかれた言動をしようとも「私にとっておんたんは絶対ですから」で済ますの。理由は10巻で明かされる。ネタバレしたくないから言えないけど。

ネタバレしない注目点は凰蘭のニーㇳしてる兄が面白いこと。（詭弁ばかりで働かないんだけどイケメンピザなんだよね）と、メタ的なネタが入ってること。門出のお父さんは8月31日（８３１ハチサンイチ。９１１に似せてる？）にUFOが東京に飛来した際の災害時に行方不明になってるんだけど、漫画の編集者で、担当漫画家が、『アイアムアヒーロー」の作者花沢健吾なの。花沢健吾が妙にイケメンに描かれてて笑ったわ。UFOからはＡ線(ｳｿ)ていう放射能的なものが出てると報じられてたり、日本も侵略されないっために武装すべきだとTVで議論されてたり、東京オリンピックまでに撃ち落とすべきだとか、日本でありそうなというかあったようなネタ満載です。

10巻まで一気読みできるくらい面白かったです。小学生並みの感想。