今になって気付きました。
金を巻き上げるから金巻。
カモにされているから鴨井。
株をやるから果部。
歌うから宇田。
やられた、という感じです。
そして花咲の怪しくも説得力のある説明。
なぜか親近感がわくと思ったらなんのことはない。
僕も、患者さんに症状や治療法の効果を説明する時、自信満々に堂々とウンチクを語ります。
過去の事例や書物や経験から引用して。
正確かどうか、よりも、自信があるか、迷いがないかが問われます。
身体を任せても大丈夫と思わせなければならないのです。
ただ、僕は花咲のように繁盛はしませんでした。
作者からの返信
……気づいてしまいましたか。
主人公とヒロイン、そして主人公たちに直接関係するキャラクター以外はネーミングに凝らなくてもいいかな、と思ってほとんど語呂合わせ状態です。
ヒロインは空に美しく上がる花火のように、依頼人の人生に一華咲かせることを生業としているので「花咲美空」
花のように派手なヒロインに対して壁のすみや路傍に生える草のように目立たないので「草壁薫」
風に吹かれる柳のように周りに流されやすいお調子者なので「柳田颯介」
主人公関係は何となく植物からつけています。
結果はどうあれ、自信満々に行動した方が物事の成功する確率は上がりますからね。
そう言う姿勢は大切だと僕も思います。
(実際にはなかなかできなくて周りから軽んじられてばかりですが)
波里さんの気づきがすごい(笑)
いろいろと盛り上がるパートでした!
そして不穏なラストの言葉。
いいですね、すごく。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
人生を変えられるチャンスがあったら人は何を考えるかな、というモデルケースを片っ端から考えてみました。
まあ、こういううまい話は大抵……。