第10話、再び・・・例の
松永「うん、かなり寝ちゃたかな。もう夜になっているな」
ツヴァイ「まあ、あれほどの戦いをすれば無理はないと思うぜ」
松永「あ、ツヴァイ。どうなったみんなは無事か、それとここはどこだ」
ツヴァイ「まあ、順番で話すけど。とりあえず、みんなは無事だ。お前の奮闘してくれたおかげだ」
松永「よかった、みんな無事だったんだ」
ツヴァイ「でここは俺の知り合いの家と言うわけだ、もしかしてお前、わかる」
松永「流石にこれだけではわからないが・・・可愛いものが家の中になるから女性だと思うからウェルチ、ハイブリットのどちらかじゃないかな」
ツヴァイ「お前、本当にスゲー。ついでにその中に答えはあると言っておくぜ」
松永「そうか、それなら会してくれないかな。お礼も言いたしもしウェルチなら少しばかり話をしてみたいし・・・・もし、ハイブリットなら何かしらの理由で助けたと考えているからな。一番ありえそうなのが・・・・私が持っている情報とか」
ツヴァイ「お前、未来預言者?怖いぐらい当たっているだけど」
松永「そうじゃないよ、これはあくまで一つの心構えだよ。彼を知り己を知れば百戦あらうからずと言う言葉を待っているだけだよ」
ツヴァイ「すまない、それはなんだ」
松永「孫氏の兵法書に書かれている有名な一文さあ、相手も知って自分も知れば負けることはないという意味だ。家が出来ていてそれに家の中に可愛い物を置く余裕があるならまず最初に考えられるのはこの世界のことだ。知らない世界に飛ばされたんだ。もし、何かしらの情報を持っているやつがいたなら生かしておいて聞き出すつもりなんですよね・・・・ハイブリットさん」
ハイブリット「あらあら、せっかく隠れていたのにもう気がついたんだ」
ツヴァイ「!!お前、いつの間に俺様の後ろに」
ハイブリット「いつから気がついたの、松永さんは」
松永「起きた時からと言うべきかな。正直に言って異様な気配を出しているあなたを感じて目を覚ましたというべきところですから」
ハイブリット「なるほど、確かにただ者では無さそうね。これは少しばかり期待ができるかもしれないわ」
松永「そうだな、ではハイブリットさん。質問どうぞ、命の恩人ですから何も隠す気はないですから安心してください」
ハイブリット「ではごめんね、いきなり本題に入るけど・・・あなた、この世界のことどこまで知っているのかしら」
松永「そうだな、古代にいた恐竜がいてハイブリットさんがきた世界の住民とディライがいた世界の住民がこの世界に紛れ込んでいることにほとんどの人が亡くなった後に来たと言うことだけかな」
ハイブリット「・・・・月魔族」
松永「???なんだその種族は聞いたこともないけどこの世界にそんな種族がいるのか」
ツヴァイ「これは完全に知らないケースだな。お前でも知らないことがあっただな」
松永「一応、人間ですからね。わからないこともありますよ」
ハイブリット「なら、女神らしい人も知らないかしら」
松永「そちらの方だったら少しばかり情報を持っている。私がたまに寝たりするときに現れるやつだと思う。今のところ目的を聞き出そうとしても教えてくれないからあんまり情報はないが・・・・私の予測でもいいなら話してもよろしいですかな」
ツヴァイ「いやいや、今のところお前の予測=ほぼ正解状態だからな。ほぼ確信だぜ」
ハイブリット「そうね、一つの考えとして聞いてあげるわ」
松永「ありがとうございます、では話しますね」
松永「あの女神は黒だと考えている。その理由としてまずほとんど情報を話さない上にこちらの情報をかなり持っていること、その上に・・・未来を知ってるかのような言葉も気になったな」
ツヴァイ「!未来を知っているそれはどうしてなんだ」
松永「そうだね、私は昔から霊感があったせいで怨霊や神様などを見ることが出来ていただよ。だから、ハイブリットが近くに来たから目を覚ましたというべきかな」
ツヴァイ「??なんでその話に繋がるだ。俺様には理解できないが・・・」
ハイブリット「なるほどね、だから隠れていても気がついたわけね」
松永「まあ、そう言うこと。で話は戻るけど・・・私、その女神とは本当に数日前に会ったばかりのはずなのに・・・・・私の性格を把握している。この前に女神と会った時に興奮していると見せかけて少し言葉の罠を仕掛けたですよ。そしたらね、女神の言葉に矛盾が発生したのですよ」
ツヴァイ「矛盾?それはなんだ」
松永「それは前の世界を見ていたからわかるかもしれませんが私はこんな性格のやつなんですと言った出すよ。そしたらそうでしたね、あなたはそんな性格の人でしたものと返ってきたんですよ」
ハイブリット「なるほど、あなたも意外と頭が回るのね。それともあの女神が馬鹿なのかしらね。自分から矛盾を言い出すなんて」
松永「まったくと言いたいですが・・・これであの女神が黒もしくはそれに近いと言うことはほぼ確定と言っていいですかね。ほかにも共犯者がいるような気がするですよ。例えば、先ほど聞いたこともない種族、月魔族。もし、この月魔族というやつで未来から来たと言う言葉を聞いたらただの憶測ではなく真実に近い憶測忍あると思いますが・・・」
ツヴァイ「おいおい、マジかよ。確か、アズラッテのチビがその月魔族に出会って未来から来たと聞いていたと言っていたぞ」
松永「これでほぼ黒は確定、すなわち・・・・私たちは踊らされているですよ・・その女神と月魔族・・・未来から来た者たちに・・ね」
ハイブリット「・・・・嫌な話ね。誰かの手のひらに踊らされていると言うことに・・・ね」
ツヴァイ「すまない、いろいろと話がついて行けないだが・・・そのなんだ、黒幕がいて今のところ、そいつの思い通りになっている状況になっていると思っていいだな」
松永「まあ、そう考えもいいですね。でも考えても我々ではどう頑張ってもアイツらの思い通りになっています」
ツヴァイ「ならどうすればいいだよ」
松永「それに関していい案があるけどみんなを集めてからでいいかな」
ハイブリット「良いけど、何考えがあるの」
松永「いろいろとツッコミたいことかもしれないが・・・でも効果はあると信じている」
・・・・・・・
ディライ「で、集まったの良いがどんな理由だ」
松永「それは意外な展開をするしか方法がないと言うことで二つのチームに分けたいと思います」
アズラッテ「それはどんな風にわけるのですか」
松永「それは安価と言うものにすべて任せる。そうすればもしかしたらあの未来から来た者たちに報いることが出来ると思いますのでどうかお願いいたします」
ツヴァイ「詳しい説明をお願いするぜ」
松永「そうだな、六人いるから三人ずつわけて明日は行動しよう。それでは安価さん、お願いいたします」
それでは読者様、お願いいたします。一人しかいないような気がしますが・・・・
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