第2話、出会いたくない人に会えたけど・・・

それからはしばらくは特にこれと言ったイベントはなく黙々と歩いていた。暇だったので



松永「ディライっち、暇だから何か会話しようぜ」



ディライ「その呼び方はなんだ、お前もいい大人であろうにカオスではあるまいし、黙れ」



松永「そんなに怖い顔をしなくてもいいじゃん。でも本当にほかの人に会えないのかな」



ディライ「そんなことを言ったおかげか向こうから物凄い速さで逃げてきている二人組がいるな・・・なんか、見覚えがあるぞ」



松永「それはそのはずですよどうして寄りにもよって赤砂糖とロリコン魔人なんだ。やばいでしょう、こんなところで出会ったら・・・と後ろに追いかけているやつもかなりやばい恐竜だったー。逃げろーーーー( ゚Д゚)」




ディライ「何がやばい恐竜なんだ。大したことないだろう」



松永「あの二人に勝てなかったディライが向かっても・・・勝ち目があるか。ともかくあの恐竜は間違いなく・・・スピノサウルスに間違いない。あんな特徴なつくりだとスピノ意外考えられない。」




ディライ「スピノサウルス?なんだそれは」



松永「後ろのやつだよ、でかいヒレみたいなやつをつけて水辺で生息していたであろう恐竜で大きさは最大級クラスで強さもかなりの物だったじゃないかと言われているやつだ」



ディライ「ならどこかで隠れてあの二人を始末でもしてもらうか」



松永「ディライ・・・・その発想、ナイスアイディア、これであの二人と戦う心配は無くなった。こちらにまだ二人もそうだしスピノサウルスも気がついていないから隠れて様子でも見ますか」


・・・・・・・・



赤砂糖「おいーーヨハン、どうにかしろー。このままだと二人とも死ぬぞ」



ヨハン(ロリコン魔人)「お前こそ何とかしろ、シュガー。アルカナ学園の先生だろ、トカゲぐらい魔法で倒してくれ」



シュガー(赤砂糖)「元だけどな、それにこんなに大きなトカゲに通用すると思えねえ。だから俺の代わりに囮になってくれ」



ヨハン「それはこちらのセリフだ。俺は通信空手しかできない男だぞ、あんな大きなトカゲを倒せるわけがないだろう。倒したらお前の好物の焼きプリンでも買って来てやるから」



シュガー「こんな訳がわからない世界に焼きプリンが売っているかー」



ヨハン「頑張れば見つかるはず、だから逃げるためにも時間を稼いでくれ。お供えに必ず出すから」



シュガー「死ぬこと前提になっている。俺はまだ死にたくないだからヨハン、行ってこい」



ヨハン「そんなこと言うなとりあえず大きなトカゲに対してまずやるべきことは・・・」



シュガー・ヨハン「「本当にすみませんでしたー」」




松永「見事な土下座だね、ディライ」



ディライ「そうだな、それにしてもあんなものに負けたのか、私は」



松永「まあ、勝負は時の運とも言うし気にしないほうが良い。それよりも二人を見てみようよ」




シュガー「どうかこの獲れたての大きな魚で勘弁してください、あとヨハンも上げますから」



ヨハン「俺ではなくてシュガーを差し上げますからどうか・・・おい、魚に夢中になっているぞ。となると・・・」



ヨハン・シュガー「「逃げるなら今のうちだーーー」」



松永「仲が悪いのやら良いのやらわかりませんな、あの二人は。それにしてもうまく切り抜けましたね、ディライ。それよりもこちらに向かって来ている」




ディライ「せっかくなのでここで返り討ちにして終わらせてあげましょうか」



松永「確かに終わると思うよ・・・うちらの冒険がね」




ディライ「不吉なことを言うな。私が簡単に倒されると思っているのか」



松永「正直に言って倒されると思う、だからここは素直に引き上げるのが良いと思うけど・・どうする」



ディライ「決まっている、私の力で倒して見せる」



ヨハン・シュガー「「誰が倒して見せるだと」」



松永「相変わらず仲が良いですね、二人さんは。それはそうと初めまして私は松永白龍と言います。覚えてくれると幸いです」




シュガー「その、あんまり言いたくはないが松永と言うやつ、この男から離れたほうが良いぞ。この男は・・・」



松永「はい、知っておりますよ。この男の正体もあなたたちとディライとの関係も知っておりますので心配しないでください。ですが、心配していただきありがとうございます」



ヨハン「おい、ディライ、相方はこんなに礼儀正しくしているのにお前と言うやつは」



ディライ「ふん、知らんな。私に関係ないことだ。それよりもここで決着をつけようではないか」



シュガー「よし分かった、先手必勝」



松永「卑怯ー、( ゚Д゚)この戦法はコノハと戦った時にも使っていましたよね。ほかに戦い方はないのですが」



シュガー「使ってはいけないのかよ、それよりもどうしてその話を知っているだ。後、コノハのことも知っていそうなことを考えて・・・・お前、アイツのストーカーでもしていたのか。」



松永「違うわーー、どうしてそう発想になった。コノハのストーカーなんて・・・・・・・・多分やらない。」



ディライ「その間はなんだ」



ヨハン「しかもたぶんだし、やる気はあるじゃないか。この変態野郎は」



松永「お前にだけは言われたくないー」




こうしてシュガーとヨハンとの出会いを果たし、戦いに入って行くのであった。その前に松永二人に対して



松永「二人がかなりの強者のことは知っているだが、私もとっておきの奥義がある、ついに開放する時が来たようだな」




























  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る