ゾディアーク演義

松永紅龍

第1話、出会いは突然に

松永「・・・\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?ではないくてもわからないーーー」



松永「どうして知らない場所にいるだよ。しかも無人島らしくてかなりやばいですけどーー」



私、松永白龍と言ってどこにでもいる社畜でありよくいろんな妄想がするのが好きな男である。そんな私が今、わけがわからない場所にいます。どうか助けてください。



松永「SOS、SOS、マジでお願いだからSOS」



???「そんなところで騒いでいる者よ、ここかどこか知らないか」



松永「よかったほかにも人が、それで誰ですか・・・ってディライじゃないですかーーーもうラスボスなのーーこんな展開は高橋邦子だけでいいからーー」



ディライ「・・・まあ、落ち着け。それにラスボスと言うのはなんだ」



松永「いやいや、だってゾディアークという作品のラスボスじゃないですか。私の人生が完全に\(^o^)/」



ディライ「・・・・貴様、私は素直にお前に訊ねる。簡単に言うと私の正体を知っていると言うのだな」



松永「・・・・そうなりますね、エーテルとか魂とかたしかウディなんとかと言うやつも知っています。それにディライが炎と剣の融合した魔法剣が得意なことも」



ディライ「そうか、私に殺される心配はないのか。それとも余程の馬鹿なのか」


松永「そこまで言いますか、確かに馬鹿ですけど。いやだってどうせ殺させるなら最初から堂々と話した方が良いかなと思って、それにこう見えて会って話をしてみたかったところもあるから・・・」



ディライ「・・・変わったやつだな。しかし、となるとあいつらのことも知っていると言うのだな」



松永「アイツらと言うと赤砂糖にロリコン魔人に噛ませ魔人とか最強の魔法使いなどのことですな。もちろん知っていますよ、赤砂糖とロリコン魔人は通信空手を習っていたとか噛ませ魔人はよく食べることも最強の魔法使いが泳げないことも」



ディライ(・・・ほとんど役に立たない情報ばかりだー。しかし、一部はいい情報を持っていたな。あの小娘は泳げないらしいから今度は水中戦でも持っていくか。となると総合的にこいつを生かした方が良いか)



松永「それとあなたが襲ったベロニカさんは怖い本とか好きで料理もうまいけど・・できる料理がかなり少なかったりとか」



ディライ「そんなことはもういい。私の考えはお前を生かしつつこの世界から出てあいつらとの戦いを有利にするために動いてもらうぞ。」



松永「・・・・まあ、いいけど。ただ、一つだけ条件がある。」



ディライ「なんだ、その条件とは」



松永「・・・・このとんでもなくでかいトカゲと言うより恐竜を撃退してください。今にも襲い掛かりそうなその恐竜をどうにかしてくれませんか」



ディライ「そんなんでいいのか、こちらとしては簡単なことだな」



松永「それはそうかもしれませんが・・・スゲーこの目で魔法剣が見えるなんてうれしい(*´▽`*)」



松永「ということはこの世界にもエーテルがあるということですな。まあ、それよりもあっさりと倒せましたね、この恐竜はよく見ると・・・カルノタウルスじゃないかな」



ディライ「カルノタウルス?なんだそれは」



松永「まあ、簡単に言えば私がいた世界の古代生物だと思ってください。それとこれは食べられますかね」



ディライ「そんなこと私が知るわけないだろうが」



松永「でもディライの料理ならどんな素材を使っても普通に食べられそうだと思ったから」



ディライ「お前はそこまで知っているのか。となると私が必死に考えたウサギのことも・・」



松永「もちろんでございます。(≧▽≦)(そうなるとディライは二章から来たと考えるべきかな。話からして負けた後になるから・・・まあ、今は考えても仕方がないか)」





こうして私とディライとの旅が始まったのである。それは期待と不安ばかりであったが私は今、この瞬間を楽しもうと前に歩き出した。












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