前のエピソード――2020/06/19

博士論文の初稿ができた。

古いものから新しい順にならべるので、最初ほど修正がたいへんだった。

明忍の事跡解明と、それをキリシタン史の後ろに並べたところで、論文の価値といったものは完成してるんじゃないか。

とりわけキリシタン史の研究面は不足しておるが、まあ、今のところはこれで良いと思いたい。

時に、入試三昧。

修士課程の定員割れがひどく、留学生を招いて水増しするという、日本の中下位大学のごとき有様。

そんな中、数少ない志願者につき、延々と語り合うのを見、また、入学後にあれこれ熱心に教導を試みるのを思えば、ちょうど当時の、退会者や規律の緩む初学者らに翻弄される、イエズス会のセミナリオ、コレジオを想起する。

そもそも馴染まぬところに、上から「良いもの」を教え込もうとする徒労を思う。

歴史を知らぬのだから仕方が無い。

BNA全話

最後まで抜群に良かった。収斂のさせ方が典型的なものになっている感はあったけれど、王道。おもしろかった。キルラキルや、グレンラガンみたいに、何か強烈なものではなく、毎回満足して楽しめた。ありがとうございました。

Listeners全話

佐藤大脚本で、エウレカセブン色。ミュウとエコオのやりとりが魅力的だったところ、最後ミュウがラスボスになって、やりとりが消える展開だったので、魅力が失われてしまった感。ミミナシだの、アンプから問答無用で巨大ロボットが登場する設定だの、設定無用の心意気もおもしろいけれど、やはり詰め切らないと、最後の収斂がうまく行かないんじゃないか。

さて次期は何が楽しめるか。。