2020/07/14

「三国志軍師同盟」を見始めた。金のかけかたが尋常じゃない。

司馬懿を主人公とした物語。史実の中でも、よく人間関係が抽出できている箇所を見定めたのだろう。よく構成されている。戦争だの喧嘩闘争は、まあ、主軸ではない。無論、予告にあるような攻城戦、会戦も出てくるはず。が、Game of Thronesも同じだが、要するに人間関係なのだ。

服飾や建物がいかにも近世めいていて、その点が毎回気にかかるが、そこはどうでも良いのだろう。良いやら悪いやら。でもどうなんだろう。。


歴史小説家と歴史研究者の違い云々の話題、ツイッタで見るにつけ、わしゃ両立させるのだと毎度思うが、服飾のあたりに強いこだわりを覚えない点、過去人に対する敬意や、過去の人に沿って叙述することを重視するのだと思われる。

そういう意味で、過去人に敬意を持ち、奇怪な現代的価値観を叫ばせない限りは、物語的な技巧を受け入れうるのかと思われた。


あとは「ゆるキャン」がおもしろいことに気づいた。

第一話など完璧な構成になっている。

原作もすぐれているようで、台詞は原作どおりだったけれど、間合いの取り方や見せ方など、やはり脚本がすぐれているのだと思う。田中仁。何てこった。


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