【短編】自主企画のために書き下ろした作品(カクヨム5年目)
自主企画のために書いた短編のうち、カクヨム5年目(2023年4月から2024年3月)の作品です。
カクヨム1年目の30作品、2年目の4作品、3年目の26作品、4年目の12作品に続いて、5年目は10作品になりました。
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『ダブルデート ~百合バージョン~』
https://kakuyomu.jp/works/16817330660813002256
【一言】
自主企画『カクヨム公式自主企画「百合小説」』参加用作品。
【執筆】
2022年4月28日の原稿を元にして2023年7月23日に加筆修正。
【初出】
「カクヨム」2023年7月23日。
【生まれた経緯】
カクヨム運営公式アカウントによる公式企画ですが、自主企画の枠内で行われた企画なので、このページに記載しておきます。
というより、この作品は、そもそも作品リストに含めるべきではないのかもしれません。完全な新作ではなく、以前に投稿した短編『ダブルデート』の別バージョンに過ぎないです。以前の『ダブルデート』は「【短編】他サイトの短編コンテスト応募用」のページに記したように、「Prologue」の短編コンテスト応募用作品でしたが……。
そのコンテストはドラマ化を前提とする短編コンテストであり、テーマや文字数などの他に「主演女優2人は決定済みで、他に登場人物は2人」という条件もありました。主演以外の登場人物2人は原作小説コンテストと同時期にオーディションで募集されており、原作小説コンテストの応募要項ページでは「主演以外の登場人物2人」に関して特に指定されていなかったものの、オーディション募集ページの方では「女性」と明記されている状況でした。
そのため原作小説の方でも「主演以外の登場人物2人」は女性にする必要があるのだろう。そう考えて四人全員女性で考えた物語が、今回の「百合バージョン」です。
ところが応募作品では「主演以外の登場人物2人」を男性で書いているものも多く、その点に関して主催者に問い合わせた方々も多数おられたようで、主催者側から「主演以外の登場人物2人は男性でも構わない」と告知される次第となり、オーディション募集ページでも「女性」という条件が削除されました。
その段階で、私も主演以外の登場人物2人を男性にして書き直しました。「BLやGLはそれだけで忌避される場合もあるから、一般的なコンテスト応募作品で百合要素は入れない方がいいだろう」という判断です。
結局それを最終バージョンとして、カクヨムなどに転載する際もそのバージョンを使っているのですが……。
そもそも「百合要素を省いた」とはいえ、元々「仲の良すぎる姉妹」という物語な時点で、ある程度は姉妹百合っぽい匂わせがあったのですよね。その意味では、百合要素あってこその物語です。だから「百合小説」企画を良い機会として、別作品として百合バージョンも投稿することにしました。
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『幼女のそろばん』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661590049973
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月7日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月8日。
(2024年6月29日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
最初から執筆翌日の8月8日に投稿するつもりで、「今日は何の日」で「8月8日」を見てみたところ、いくつかある中の「そろばんの日」が目に止まりました。次にそろばんの名産地を調べると、兵庫県小野市というのが出てきて、そこからでっちあげた物語です。
いざ書いてみると、あまり怪談っぽくない内容になってしまいました。でもご当地ものなのは確かでしょうし、一応は幽霊も出てくるから怪談の範疇に入るはず……と自分では思っています。
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『駐車場にて』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661634388410
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月8日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月9日。
(2024年5月6日「小説家になろう」に、2024年8月14日「エブリスタ」に転載)
【生まれた経緯】
今回も「今日は何の日」を参考にして、いくつかある「8月9日」の中から「パークの日(駐車場の日)」を選択。また、前日の作品があまり怪談っぽくない(怖くない)内容になった原因を「昼間の話だったから」と考えて、駐車場で起きる夜のイベントを想像したら、車中泊の物語になりました。
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『駅前の案内所にて紹介された温泉宿は』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661734868158
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月10日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月10日。
(2023年8月26日「エブリスタ」に、2024年5月6日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
上記2作品とは異なり、前日ではなく投稿当日の執筆になりました。
8月10日の「今日は何の日」は少なめでしたが、その中から選んだのは「宿の日」。宿を舞台とする怪談は、あまりにもオーソドックスな内容しか思いつかず、かえって難しかったのですが……。また最初は「ご当地怪談」にするのは諦めて、特定の地域には結び付けないつもりでしたが、いざ書き始めてみたら兵庫県が舞台となり、一応「ご当地怪談」になりました。
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『緑色のレインコートの女の子』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661830414927
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月12日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月12日。
(2024年5月6日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
8月12日の「今日は何の日」から「配布の日」を選んで、ビラ配りする少女の都市伝説をでっちあげました。「山手線と同じ緑色」という点から山手線の駅の一つに結びつけたので、東京が舞台の「ご当地怪談」です。
これまでみたいに「怪談」にこだわってワンパターンなオチにならないよう、そこから一捻りを目指しました。冒頭にも一応ちらっと伏線を仕込んだつもりですが、少しはそれっぽく機能しているでしょうか。
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『鯛おとこ』
https://kakuyomu.jp/works/16817330661958038866
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月14日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月15日。
(2023年8月26日「エブリスタ」に、2024年5月6日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
8月15日が「刺身の日」なことから発想しました。
前作『緑色のレインコートの女の子』は、語り手と聞き手の存在を意識することで一捻りできたので、今回もそれを利用しました。ただし今回はホラーというより、少し落語やとんちっぽい感じ。「まんじゅう怖い」みたいなオチになってしまいましたが。
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『パイナップル畑の怪』
https://kakuyomu.jp/works/16817330662127015024
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月17日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月17日。
(2024年5月6日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
8月17日が「パイナップルの日」なことから発想しました。
今回も語り手と聞き手の存在を意識することで、ワンパターンなオチになるのは回避できましたが……。ホラーとは程遠いような、ほのぼのしたオチになってしまった気がします。
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『幼女が落としたすすきみみずく』
https://kakuyomu.jp/works/16817330662538026193
【一言】
自主企画『公式自主企画「ご当地怪談」大募集!! ~日本全国を舞台に怪談話を創作しよう~』参加用作品。
【執筆】
2023年8月24日。
【初出】
「カクヨム」2023年8月24日。
(2023年10月2日「エブリスタ」に、2024年6月29日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
せっかくなのでひとつくらいは地元ネタの「ご当地怪談」を投稿しておきたい。そんな想いで考えた物語です。
ただし物語の展開には不要な地元説明が多すぎて、自分でも「小説としてはあまり出来が良くない」と感じています。それでも投稿したのは「ご当地怪談」企画の「ご当地」という部分に甘える形であり、その意味では今回の企画限定の作品なので、他サイトへの転載には向いていないかもしれません。
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『にゃんにゃん神社 ――その神社には行ってはならない――』
https://kakuyomu.jp/works/16818023213941187200
【一言】
自主企画『【猫の日記念】カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」大募集!』参加用作品。
【執筆】
2024年2月21日。
(2024年5月18日「小説家になろう」に転載)
【初出】
「カクヨム」2024年2月22日。
【生まれた経緯】
既にいくつも「猫」テーマの短編は書いており、もはや書き尽くした(これ以上は思いつかない)という気もしていました。しかも今回は「猫好きに刺さる」という限定もあるので、猫が可哀想な方向性で書くことは出来ません。
そう考えるうちに、ふと「猫に変身」というのが思い浮かんできました。猫好きなら自分も猫になりたいはず、みたいな。そこを発想の起点として、こんな物語になりました。
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『猫嫌いのハッピーエンド』
https://kakuyomu.jp/works/16818023214045364734
【一言】
自主企画『【猫の日記念】カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」大募集!』参加用作品。
【執筆】
2024年2月23日。
【初出】
「カクヨム」2024年2月23日。
(2024年5月18日「小説家になろう」に転載)
【生まれた経緯】
別の自主企画で、タイトルが「終焉のためのハッピーエンド」であること、という内容のものがありました。「終焉なのに、ハッピー」というのがポイントの企画です。
そちらに参加しようと思って、しかも「猫の日記念」企画にも同時参加できるようにと考えたのが「猫嫌いにとって『猫を飼わなければない』のは終焉、だけど結果的にそれが『ハッピー』に繋がる」という方向性。しかしそれでは「終焉のためのハッピーエンド」でなく「ハッピーエンドのための終焉」になってしまうので、そちらの企画参加はパス。純粋に「猫の日記念」企画参加用になりました。
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