「女魔法士ラドミラ&ペトラ」シリーズ
ラドミラは魔法士協会に所属しているが、特定の機関や大貴族の専属として雇われているわけではなく、フリーの魔法士。攻撃魔法を得意とする、凄腕の女魔法士だ。
彼女の住む世界には、別の世界からやってきた転生者も存在しており、転生者がもたらした知識によって、近年この世界の科学も急激に発展を遂げている。……といわれているのだが、人々が日常生活レベルで『発展』を感じる機会は、それほど多くはないらしい。
そんな異世界ファンタジーの世界で頑張るラドミラや、同じく女魔法士だが魔法の流派は異なるペトラ。彼女たちの活躍を描く、短編や中編のシリーズ。
元々は自主企画のために書いた単発短編でした。その登場キャラを私が気に入って、シリーズ化しました。
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『異世界で作ってみようオートクレーブ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892137988
シリーズ第一作。詳細は「【短編】自主企画のために書き下ろした作品」にて。
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『冬眠モンスター』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893460570
【一言】
シリーズ第二作。冬って何だろう?
【執筆】
2020年1月2日から1月7日。
【初出】
「カクヨム」2020年1月8日。
(2020年1月10日「小説家になろう」に、2020年4月14日「エブリスタ」に、2020年10月7日「ノベリズム」に転載)
【生まれた経緯】
書き始めたのは新年になってからですが、プロットを立てたのは元々、旧年の12月20日でした。
冬をテーマにした短編小説を書くために、あらためて『冬』について考えてみることにしたのです。とりえず、百科事典的な定義はどうなっているのか、Wikipediaをボーッと眺めたら、『生物』の項目で目に入ってきた三つの単語。冬眠と暖房器具と、あとひとつはネタバレになるので伏せておきますが、そこから浮かんだストーリーでした。
それに加えて、以前に投稿した『異世界で作ってみようオートクレーブ』。あの作品の二人を主人公とした真っ当な異世界ファンタジーを書いてみたい、という気持ちが前々からありましたので、この機会に、そういう形で仕上げてみました。
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『牛魔の潜む廃墟にて』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893625467
【一言】
シリーズ第三作。ミステリー要素のある中編。
【執筆】
2020年1月14日から1月22日。
【初出】
「カクヨム」2020年1月21日から2月1日。
(2020年1月23日から2月3日にかけて「小説家になろう」に、2020年4月15日「エブリスタ」に、2020年10月10日「ノベリズム」に転載)
【生まれた経緯】
1月1日にそれまで書いていた長編を一つ終わらせた後、短編ばかり書いていたのですが、それだけではなく、もう少し長い話も書き始めたいな、と思いました。
といっても、新たに長編を始めるほどの気力はなく、中編です。中編だとカクヨムコンには応募できませんが、同時期の「小説家になろう」の方のコンテストならば文字数制限がないので、そちらの締め切り(2月4日)に間に合わせるように書いてみよう、と思い立ったのです。
ちょうど「女魔法士ラドミラ&ペトラ」シリーズで中編を書いてみたい気もありましたから、世界観や主人公を新しく考える必要はありません。また「とりあえず期日までに一本完成させる」を最優先に考えて、以前に二次創作で使ったプロットを部分的に流用することにしました。ある意味、手抜きだったので、執筆期間が短く済んだ感じです。
この作品、一見普通の異世界ファンタジーのようでありながら、最後まで読むと「実はミステリー作品だった」というのを目指しています。シリーズとしては、ここから「短編は従来通り軽く、でも中編のように少し長めの場合はミステリー作品も」という方針にしたいので、一種の転換点になるかもしれません。
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