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2019年5月3日 18:40
個人的に、こういう目線の転生モノは大好物です(自分でも「転生課の翻訳担当係」なんて設定を考えて書いた短編もあるくらいです)。転生案件で困らされた主人公が転神したくなる、という終わり方も好きです。それに、この作品は、ただ面白いだけでなく「異世界転生という題材を扱っておきながら、我々の現実世界の役所の窓口で普遍的に見られるテーマを描いている」という、風刺的な要素もあるところが素晴らしいと感じました。あと、細かい部分ですが。海を割りたい君や馬小屋君とか、クスッとしましたが、これ単なる小ネタにとどまらないのですよね。これが『ちょっと前』なのだから、我々と主人公たちの時間の流れが、いかに違うか。それを、さりげなく示す形になる。こうやって設定っぽいものを表現できるのは、上手いなあと思いました。
2019年5月3日 08:19
ご参加ありがとうございます。感謝されない職場って辛いですよね……。
個人的に、こういう目線の転生モノは大好物です(自分でも「転生課の翻訳担当係」なんて設定を考えて書いた短編もあるくらいです)。
転生案件で困らされた主人公が転神したくなる、という終わり方も好きです。
それに、この作品は、ただ面白いだけでなく「異世界転生という題材を扱っておきながら、我々の現実世界の役所の窓口で普遍的に見られるテーマを描いている」という、風刺的な要素もあるところが素晴らしいと感じました。
あと、細かい部分ですが。
海を割りたい君や馬小屋君とか、クスッとしましたが、これ単なる小ネタにとどまらないのですよね。これが『ちょっと前』なのだから、我々と主人公たちの時間の流れが、いかに違うか。それを、さりげなく示す形になる。こうやって設定っぽいものを表現できるのは、上手いなあと思いました。