第11話 風が強いー
寒いですね。
今日は風が強くて耳がちぎれそうなほど冷たい風が吹いてましたね。前から来る風に強く押されて歩けないほどでした。
そういう時は駐車場とか車の置き場所に気を付けます。
ドアをいつもみたいに気軽に開けると風に煽られてバン!!と自動ドア状態に…隣に車がくっついて停まっていたらと真っ青になります。
スーパーに行きましたが一番離れた所に停めました。急がば回れです。
この前風が強かった時の事。
赤ちゃんを背中におんぶしたお母さんと3歳くらいの男の子が横断歩道を渡ってました。私は右に曲がりたくてウィンカーを出して待ってました。
ところが男の子が横断歩道の真ん中で立ち止まってしまいました。
それまでもイヤイヤ歩いてるというかぐずりながら歩いてた状態でした。
赤で止まってる時はお母さんが手をつなごうとすると振り払い、顔を左右に振りながら反抗してまして青になったから歩き出したもののイヤイヤ、イヤイヤ、イヤー!と盛り上がっちゃったのが横断歩道の途中だったんですね。
お母さんは慌ててまた手をつなごうとすると癇癪を起こした男の子はその手を払いのけます。
しかしあまりに風が強くて男の子は風に背中を押されてヨロヨロと前進。
お母さんはそっと男の子の頭あたりに触らないように右手を添えました。
きっと男の子が走り出したら同じ方向に付いてこうとしたんだと思います。
赤になる前に渡り切れたからホッとしました。
きっと彼は抱っこして欲しかったんだろうけどお母さんは背中には赤ちゃんで買い物袋を左手に下げてましたから無理でしょう。
彼もお兄ちゃんとして頑張ってるんだろうけど時々我儘言いたくなるよね。
頑張れ!お兄ちゃん!と窓を開けて声を掛けたくなりました。しませんけどね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます