第10話 九克教徒ジャレンリーの聴き耳
第二次竜魔対戦において、神通力を使う竜眼族と魔術や妖術を使う炎摩族は、
それまで
今日でも便宜上、耳が長く尖っている者を炎摩族と呼んではいるが、
治安上の問題点は、
――炎摩族白書より抜粋――
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジャレンリーは、リンの個室から引き上げながら、あちこちで張り込んでいる部下の配置を再確認した。もともとは伝染病が発生したときの隔離病棟なので、現在は他に入院患者がおらず、がらんとしている。監視のために、二つの出入り口近くの部屋に、それぞれ二人。病棟の部屋側と廊下側の庭に、更に二人ずつ。計八人の厳戒体制を敷いてきたが、どうやら肩すかしに終わりそうだった。今日まで七日間、リンが逃げ出す気配もなければ、不審者が忍び込む形跡もない。
だが、逆に見落としていたこともある。アンヤンとの一件だ。確かに、二日目に見習いが怒って騒いだという報告は受けていたが、その理由までは問い
初対面で、年を聞く――獬豸族にとっては、それが普通なのだろうか。
ジャレンリーが、容疑者に必ず年を聞くのは、捜査の手法の一手としてだった。その時の相手の反応の仕方で、生まれや育ち、信仰の度合いや職種などが、だいたい推測できるからである。だが、今回は正直言って全く掴みきれない。ちぐはぐ感があり過ぎて、どうにも判断がつかないのだ。
初代大院長の聖リンフジカは孤児で、六歳の時に斎王二世に保護された。見方を変えれば、理教に入信する七歳前に、獬豸の社会からはみ出したという訳だ。だからこそ、聖リンフジカは虹霓教徒になり
誰もが口をそろえて言うのは、獬豸はクソ真面目な働き者で信用はできるが、親しくはなれないということだ。とにかく口が堅くて、世間話すらしない。嘘はつかないが、冗談など通用しない。ましてや、獬豸の女を
「それがよ、でかい獬豸の女に
そう忠告してくれた知り合いの親父さんも、やっぱり赤毛であった。まだ子供だったジャレンリーに、自分の片思いに終わった初恋について、
大昔から、『炎摩は獬豸を好み、獬豸は炎摩を
これは、色恋沙汰に限ったことではない。近所づきあいや仕事仲間にも、好き嫌いはあるし、ジャレンリー自身、二十四歳の今日に至るまで、実際に嫌われたり避けられたりした経験がある。それも一度や二度ではなく、
そう、今日までは。
「おや、室長。随分と赤い顔してますね。何か
サーリャン薬師の声で我に返ったジャレンリーは、平静さを取り
「いや、大丈夫です。ちょっと、部屋が暑かったようですが、それだけで」
もっともらしい
「水分を取った方がいいですね。かなり疲れも
二寮の筆頭薬師のお招きでは、従わないわけにもいかない。ジャレンリーは、おとなしく休憩室までついていき、苦味の強い
「室長は、リンの尋問をしていたんですよね。部屋の方には、もう出入りしてもいいんでしょうか」
ジャレンリーは、内心のきまり悪さを打ち消すように、苦い薬茶を飲みこんだ。
「はい、今日のところは。明日は正式の審問がありますので、朝食後にもう一度、お人払いをお願いすることになりますが」
「その前に、換気をどうにかするべきかな。何しろ、あの伝染病棟は個室の窓が小さいので……。リンは、何か訴えていませんでしたか。暑いとか、息苦しいとか、気分が悪いとか」
この筆頭薬師は、真面目で誠実で、患者にとっての最善を考えようとする。一応リンは容疑者で警戒対象だというのに、それは全く念頭に置いていないようだ。
「特に、何も。元気そうに見えましたよ。
「本当に。私も獬豸を担当するのは初めてなもんで、びっくりさせられっぱなしです。まぁ、患者としては、扱いが楽なんですが。文句一つ言うでもなし、医療生にも優しいし」
丁度良い話題が出たと思い、ジャレンリーは〈聴き耳〉を立てた。
「医療生というと、アンヤンのことですね。確か、チビガリと呼ばれている子でしょう」
「えぇ。記憶力がものすごくいい子なんですが、人づきあいが苦手な本の虫なもんで、そんなあだ名をつけられて、周りから浮いてしまっていたんです。でも、リンの担当補佐になってから、良い意味で変わってきたんですよ。余計な緊張がとれて、構え過ぎたところがなくなって。
「それが、リンの影響なのですか」
サーリャン薬師は、きっぱり頷いたものの、そこで小首を
「でも、何だか意外ですよね。子供好きな獬豸の男がいるなんて聞いたこともないし。だいたい理教徒ってのは、父子の情だって薄いって定説じゃないですか。大事にするのは、跡継ぎの長男だけで。それに、ほら、獬豸は一夫多妻制だから、男が子供の面倒をみることだってなさそうなのに、彼は、子供の扱いにすごく
「と言われますと、
「うーん、そこまでは……。鼻歌さえ歌わないところを見ると、彼が虹霓教徒とは思えないですし、焼き印がないから、九克教徒のはずもないし……」
鼻歌さえ歌わない――これは、なかなか
虹霓教徒は、何かにつけて、守護霊に歌や踊りを奉納する。
つまりは、それだけ歌や祝詞を口ずさむ習慣が身についているのである。ジャレンリーの部下にも、
「では、何故、彼は子供の扱いに
「これは、あくまで私の推測ですが、リンは、女性体の時期の方が長かったんじゃないかな。最初に意識を取り戻した時、『私は女なんですが』って言ってましたし。一体いつ男になったんだ、って驚いているみたいにね。もしかすると、男になって以降の記憶が消えて、女だった頃に、弟妹の世話をしていたとか、子守の奉公をしていたとかいう経験が表に出てきたのかも。とにかく、今はまるで男性っぽくないでしょう。角がある以上、経産婦でないのは間違いないですが、言動が柔らかくて、女性的な感じがしますよ」
そう言われても、門外漢のジャレンリーには、獬豸の性差の違いなど判別できるわけがない。ついでに言えば、年齢もだ。ただ、学院式の年齢予測で言えば、〈推定寿命四分の一〉――青年期くらいかと思う。獬豸の種としての寿命が、六十歳位だから、十五、六歳という計算だ。
ところが、話してみると、はるか年上に聞こえてくる。高度な教育を受けたというだけでなく、人生経験を積んだ大人の声なのだ。まぁ、それも、理教の聖職者だとすれば、抑制を叩き込まれているはずだし、理の当然なのかも知れないが。
「成程、大変参考になります。自分は固定型の
学院の定義によると、獬豸は、出産固定型・準単性種族である。両性体で生まれて、七歳くらいで男か女に
そして、獬豸の恋愛相手は常に同族、というのが通説で、角のあるうちは女性体でも、異種族とは結婚しないものである。経産婦の中で若い女が、どこぞへ奉公に出たり、後添えに入ったりすることはよくあるが、それは生活苦ゆえに、婚家を出なければならない場合に限るのだ。
何といっても、獬豸の夫は、平均して三、四人の妻と十数人の子供を抱えているというのである。全員を養っていくのは容易ではないだろうし、成人の男女比が、一対五くらいだというから、女の方が断然余ってしまう訳なのだ。国全体から言えば圧倒的に女が少くて、引き取り手には事欠かないとはいえ。とにかく、獬豸の男というと、他種族も混血も、男は皆、羨望の目で見るものなのである。
そこで、ジャレンリーは、ふと思った。リンにも女房子供がいるのだろうか、と。だが、その俗っぽい個人的ともいえる関心は、薬師の職業的な回想によって立ち消えとなった。
「不勉強なのは私も同じですよ。今回の件で痛切に感じましたね。目の前で苦しんでいる患者に、どんな薬が
「そう言えば、リンが意識を回復するまで、八名の獬豸が、奉仕に来ていたのでしたね。
「いや、全員と初対面だったんですよ。何しろ、開設以来十九年、
「十九年間、一人も来なかったというんですか。新河岸には、百名以上の獬豸が住んでいるのに?」
ジャレンリーは
「驚きですよね。でも、そうなんです。まぁ、大体において、理教徒っていうのは、あまり
「それで、リンの面倒も見に来たと?」
「自分達で当番表を作って、入れかわり立ちかえりテキパキと。いや、本当に
ジャレンリーは
「美笛屋の女中というと? アサヤオキが、ですか」
「そう、だと思いますが。獬豸の名前は覚えにくくて。名簿を見れば確認できますから、必要ならば後でご連絡しますよ。とにかく、最初の審問をされる直前まで、リンの傍についていた女性です。室長が退出を命じられたでしょう。あの後、すぐに帰らせましたがね」
そう言われて思い出した。リンに同族として忠告を与えていた女性がいたのを。
「あぁ、あの時の……。知らなかったな」
「私も知らなかったんです。患者の一人に、美笛屋の女将が倒れたんですかって聞かれるまでは。あそこは姉妹みたいに仲がいい主従だって、近所でも評判みたいですね。奉仕に来たんだと言ったら、びっくりしてましたよ。
ジャレンリーの中で、警鐘が鳴り響いた。もはや、
「今のお話、報告書にはありませんでしたが、こちらにいる
「いや、誰にも。特に重要なことだとは思わなかったもので……。えっと、その、まずかったでしょうか」
内心では舌打ちしたものの、サーリャン薬師を責めても仕方がない。捜査官とは物の見方が根本的に違うのだから。これは、忙しさにかまけて、薬師や見習いに関する調査や聴取を部下に任せきりにしていた自分が悪い。ジャレンリー、
「他にも、何か気づかれたことはないですか。たいしたことではなくても、いつもと違ったことやおかしいと感じたことは? あるいは、ちょっと気になる噂話とか。何でも結構ですが」
「うーん、そう言われましても、毎日いろいろなことが起きていますからねぇ。これと言ってすぐには思いつかないですが……」
サーリャン薬師は唸りつつ考えこんでいるが、思い当たることはないようだ。
「たとえば、リンに年を聞かれて、アンヤンが怒ったという一件があったでしょう。それだって普通ではないことだった。他にも何か
ジャレンリーが
「――あぁ、アンヤンと言えば、あの子の所へ最近
「アンヤンに? 誰のお使いですか」
「母親の使いだとは思うのですが。新河岸には、他に身寄りもないはずですし。ただ、それにしては、最近は、毎回違う子が来るのが変だなとは思っていました。それも、家のある五丁目の方ではなく、この近くに住んでる子ばかりで。だから、見覚えがあるんですけどね」
「お使いが来るのは、前からなんですか」
「えぇ。アンヤンには、喘息もちの異父弟がいましてね。母親のお使いが来ると、よく薬を持たせているんです。
親族施薬というのは、二寮に在籍する者の特権として、三親等以内の親族が病気になったり怪我をした時に、薬を無料で貰えるというものである。但し、調合するのは見習い達で、その練習台になるという条件でだ。おかげで、それを目的に二寮に就職したがる者は引きもきらず、特に人気の高い医療生の選抜試験は超難関と言われている。持病持ちの家族を抱えている場合、薬代は累積していく一方で高額になるものだから、必死で医師を志す子供は多い。だから、アンヤンが親族施薬を受けていること自体は問題がない。だが、ここに盲点があった。医療生を尋ねてくる子供の使いまでは監視していなかったのだ。
「最近のお使いに、薬は渡していますか」
「いえ、ここ二月ほどは。でも、他にも用があるのかもしれませんし、寮則に反したことでもありませんし……。あの、何か問題でも?」
ジャレンリーを見て、サーリャン薬師は口ごもった。いきなり心臓が早鐘を打ちを始めたのだから、先程よりはるかに顔色が赤くなっているはずだ。それとも、表情が険しく変化したのに驚いたのか。我ながら、殺気だってるのがわかる。相手の首を絞めかねない程に。
「この二月以内に来たお使いの子、全員の名前と住所を教えて下さい。それと、何日の何時頃来たのか、どんな用件だったのか、わかる限りのことを一覧にしていただけますか」
「はい。勿論です。でも、それより、アンヤンに直接聞いた方が早いと思いますが……」
「それは、自分の方でやらせてもらいます。ところで、そのアンヤンは、今どこに?」
「薬草所にいるはずです。お昼までは。人払いの指示があったので、煮出しの仕事を与えておいたんです。呼びにやりましょうか」
「いや、結構です。あとはお任せください。薬師様は、この件について、当面、他の誰にもお話なさらないように。一覧を作るにあたっても。いいですか、誰にも、
「アンヤンにも、ということですね。わかりました。一覧も自分で作成しますから」
「御協力感謝します。それと、お茶を
まだ何か言いたそうなサーリャン薬師を残して、ジャレンリーは休憩室を飛び出した。そして、すぐ外で待機していた部下の副官に気づいて速度を落とし、声も落として話しかけた。
「どこから聞いていたんだ、ダハン」
「部屋の換気がどうとかいうあたりからで」
それなら、ほとんど最初からだ。説明する手間が省けたので、ジャレンリーはすぐに指示を出し始めた。早足で外に向かって歩きながら。
「よし。まず、アンヤンの監視に一人まわせ。次に、アンヤンの身元を洗え。通り
ダハンは中肉中背のありふれた茶髪だが人相が悪い。
「はん、鏡を見てから言って下さいって。筋肉大男の室長に比べりゃ、俺だって
「いや、それだと時間がかかる。取り敢えず、聖女狩りと関係があるかどうかのあたりをつけたい。話を一通り聞き終わった時点で、必要だと思えば、餓鬼どもを全員四室に集めてきて、似顔絵を作らせるとしよう。いいな」
「わかりやした。他には?」
「美笛屋のアサヤオキの身元を探れ。特に、新河岸にいる同族との交友関係をだ。一番親しい獬豸は誰なのか。最近の動きも調べろ。美笛屋の事件の起きる前にまで
「室長は、あの女中が、主人の一人娘の誘拐の手引きをしていたとでもお疑いなんで?」
強い口調に、ジャレンリーは眉を上げた。ダバンは四寮四室の古株で、経験を積んでいる分、目上相手だろうと遠慮せずに意見を言う男だが、ここまで批判的な口振りは珍しい。
「おまえ、あの女と知り合いだったのか」
「そうじゃありませんって。けど、美笛教室に通ってる生徒は、前々から何人も知ってるんでね。ま、実際のとこは、その親達の噂を聞きかじってるだけですが。とにかく、あそこの女中は、女将の乳姉妹で、主人の駆け落ちを手助けした上に、新河岸まで一緒についてきた忠義者なんです。自分の子は
「自分の子を殺すと脅迫されても、か?」
理教徒であるダバンは、あっさり頷いた。
「そっちとは、家を出た時に、今生の縁が切れてますから。子を捨てた罪は、来世で償うことになるにしろ、もう道は選んだ後でしょう。前世の縁がある主人に尽くす方をね」
気を
「俺には、理教徒が理解できんよ、ダバン」
「そりゃ、お互い様ですって、室長。俺にだって、九克教徒は理解できないですからね」
九克教徒も主人には忠実だ。だが、それは自分がこれはと見込んで、仕える誓約をした主人に限られる。
「まぁ、とにかくだ。あの女中が誘拐に加担してる可能性は低いだろう。それは俺も認める。今、考えているのは、逆の線なんだ」
「逆っていうと、どっちの線で?」
「リンの知り合いなのではないかってことさ。そもそも、新河岸に獬豸の男が現れるのは珍しい。では、何故、彼は来たのか。最初は、武家奉公でもしていて、主人の指示で動いているのかと思っていたが、どうも違うようだ。とすれば、こちらにいる同族に呼ばれて来た、というのがあり得る線だろう」
「ははぁ、そっちの線で。なるほどね」
「仮にそうだとしても、聖女狩りとは、全く関係がない用件なのかもしれん。が、一応事情を知る必要がある。リンの身元については、今の所、他に調べようもないしな」
「そのリンフジカですが、〈聴き耳〉の感触からすると、どうなんで? あれは、シロですかい」
ダハンが更に声を押し殺して、
今、ここで、それを聞く真意を測りかねて、ジャレンリーは横にいるダハンをちらりと見た。全くの無表情だが、見返してくる目には焦りの色がある。
急を要する内容ではなかった。性急に聞いて良いことでもない。せめて、四寮四室に帰ってからでもいいはずだ。外に出てからは薬草園を突っ切って来たので、人影は
ジャレンリーは足を止め、近づく者がいないか見回しながら口を開いた。
「限りなくシロに近いな。一つ、記憶喪失であることは間違いない。二つ、聖女狩りに加担する人間とは思えない。三つ、これまでの所、嘘は全くついていない。四つ、それでも、全てを話しているわけではない。何か隠していることはある――ってところだ」
「それじゃ、聖女狩りの容疑から、一応は外れたわけで。ふう、やれやれだ。監視体制を緩めて、配置を変えてもいいですかね」
通常業務だったら、そうしただろう。だが、いつもと違い、一人で仕切っているわけではないため、勝手に動けない。先輩の審問官に同意もしくは黙認される必要がある。実際の所、意向を確認すべきなのは、セイギのみだが。パレヴァの方は、監視すること自体を無駄とみなしていたので、問題はない。ほら、見たことかと、
「いや、一寮で夕方から、他院の審問官と最新情報を持ち寄って、会議をすることになっているんだ。明日の審問の打ち合わせも兼ねてな。その席で
「わかりやした。とにかく、一安心ですわ」
「一安心? 何がだ?」
ダバンは心底うんざりした様子で吐き出した。
「実は、エオークとか虹霓教徒の奴らが、あの獬豸が本物の聖リンフジカだったらどうするんだ、ってうるさくってね。
「本当か。俺には、そんなこと言ってきた奴なんか、一人もいないぞ」
「そりゃ、室長に訴えたって、叱り飛ばされるだけなのは、連中だってわかってますよ。けど、信仰ってのは、説教したところで
前言撤回。やっぱり虹霓教徒も理解できないと、ジャレンリーは短い髪をかきむしって
確かに、〈御大〉が目覚めるかどうかは、住民全員の安全に関わる大問題といえる。だからといって、治安を預かる者たちまでが、
九克教徒だったら、危機に際しては、逃げるにしろ戦うにしろ、まずは出し抜く方法を考え、生き抜く道を探す。
「わかった。エオークには、明日、審問が終わったら俺から
「室長!」
最後まで言い終わらないうちに叫び声がした。振り返ると、当のエオークが裏門から駆け込んで来る。噂をすれば何とやらだが、その必死の
そして、息も
「河口付近で、聖女様の
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【 解説/身分制度の基礎知識 】
古来、竜眼族は、〈
〈支配階級〉 王族、貴族の
1.
〈上流階級〉 豪族、武家の嫡男と正室は、単性生まれでなくてはならない。
2.
3.
4.
〈中流階級〉 武家の家人、富豪の商人などは、準単性であるのが望ましい。
4.
5.
6.
7.
〈平民階級〉 両性種族及び、その血が濃い混血。
8.
9.
10
11
〈討伐対象〉 敵性種族、犯罪者、反逆者など、討伐許可が出ている者。
12
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