第2話 飛鳥、入軍。
飛鳥「な、が、い‼︎」
灯「でも、入団する為に必要な事だよ」
飛鳥「だからって長すぎじゃない?」
灯「そうだねー、私の先輩、「全部で4時間かかった」って言ってたよ」
飛鳥「マジかょっ!?」
飛鳥達がそんな会話をしているうちに入団希望提出の時間となった。
西澤教官「これから集まってもらったお前ら第243期入軍兵にはどの団に入りたいか決めてもらう」
ここで反乱軍の団の説明をしよう。
反乱軍の司令を担当する「指令団」、
戦場で連絡の全てを管理する「伝達団」、
戦場で一番大事な「戦闘団」、
そして偵察、特殊業、時には戦闘団の先頭に立ち闘う「特殊任務団」、
この四つの団で反乱軍は成り立っている。
でもこの入団希望は今出さなくても良く、
反乱軍に入軍してから1週間以内に出せばいいのだ。
そんなこんなで武道館での入軍についての長々とした説明が終わり、この日から飛鳥達は反乱軍に入軍する事となった。
反乱軍女子寮
飛鳥「あー長かったー」
今日入った女子寮のベットに飛鳥は寝ころんだ。
灯「飛鳥!明日から団見学だって!」
団見学とは今で言うと部活動の仮入部みたいなものだ。
飛鳥「うん…うん…」
灯「飛鳥ー?」
しかし飛鳥の返事は無かった、どうやら寝てしまったようだ。
灯「話はまた明日にするか…」
灯はそう呟くと部屋の電気を消した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます