いつかの朝
不安が胸を締め付けて
ポッカリ空いた風穴に
ひとつ ふたつ と溜息が
行先告げずに落ちていく
何度も寝返り繰り返し
冷たい汗を拭きながら
明けない夜を思っては
傷の疼きに震えます
それでも
それでも
それでも
と
呪文のように繰り返し
いつかの朝 を待つのです
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