願わくば最良の選択を
たった一人でいいと思ったのはいつからだっただろうか
そしてその一人を得たときからもっとあと一人あと一人と別の人を欲しがるようになったのは何故だろうか
人は強欲な生き物だと歴史が訴えている
愚かで欲深くて本当に業の深い存在だ
彼は君だけでよかったと口では言うが本当にそうだろうか?
真実はもっと欲しがり他にも欲しているのでは?
欲しがり手を出すのは簡単だ
その時に失う物のことを彼は考えていない
いや、失わないと楽観的に見ている可能性もある
君が知りえた情報は確固たる証拠にはならない
なら彼は失わないように動くだろう
むしろ知られていないと思って行動しているかもしれない
愚者が服を着て歩いているように見える
それが確証に変わると謝罪をするだろう
頭を下げれば許されると、甘い考えをするだろう
その時は君の判断次第だ
許し、今後も寄り添うか
罰し、今後は離別するか
二つに一つだ
前者で彼は君の大切さを再認識し一時は大事にするだろう
一時的に平和で愛おしい時間が戻る
しかし愚者は愚者
同じことを繰り返すことだろう
その時の覚悟が君にできるだろうか
後者でも彼は君の大切さに気付くだろう
そして失った悲しみに打ちひしがれしばらくは泣き崩れ伏せるだろう
しかし愚者であるが故、他者に依存しまた同じ行いを繰り返す
それでも君は、少なくとも君は被害を免れ一時的な悲しみを背負うがすぐに立ち直ることが出来るはずだ
そこから新たな光を求め旅時に出る
どちらの選択も君の人生を左右する
出来ればだが君には幸せになってほしいと思う
すまないがかけられる言葉はこれぐらいになる
どうか最良の選択をし幸福でいられることを祈ろう
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