応援コメント

第692話 語る視線」への応援コメント

  • てっきり足がつかないように間を挟んで命令してると思ってた……

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    正直なところ、そうするかどうか本当に悩みました。

    色々と考えた結果、末端中の末端や、裏稼業の人間にさせる仕事としては重すぎる仕事だと思い、臣下の仕業にしました。

    理由としましては、竜族の存在を喧伝するだけの仕事とした場合、一般市民の間で伝説上の存在として定着してしまっている竜族の存在を喧伝することの不可解さや妥当性の説明が、請負人に対して難しいと判断したことがまず一つです。(それでも引き受ける人もいそうですが……)

    加えて、闘技場で選手の一人が爆死して混乱を引き起こすことを事前に知らせなければならないことも大きな理由の一つとなりました。
    選手の爆死が騒動のトリガーとなるわけですので、もし選手が爆死することが事件発生前に流出してしまった場合、全ての計画が頓挫してしまいます。
    そのような事になるリスクを避けるために、信用ができる者にしか命令を下し、実行に移させるのが難しいのではないかと考えた次第です。
    他にも、国が主催する魔武道会で騒動を起こす……それも竜族に関する情報(真偽不明)の流布ともなると、捕まった際に重罪に問われてしまいます。
    汚れ仕事を生業とする者でも、そのようなリスクを考えないとは流石に思えなかったり、あとは物語のテンポ感を高めたりと、様々な理由から、実行犯を臣下にしました。

    少し悩んだ末に割愛してしまいましたが、その辺りのことも割愛せずに丁寧に明文化すべきだったかもしれせん……。

    ただ、臣下が捕まってしまうことのリスクをスカルパ公爵が考えていないわけもなく……。
    次の更新でもう少し掘り下げていく予定です!

    編集済