25. 晴れし午後林にいでし怪し男今はやすらに眠りたるかや

晴れし午後 林にいでし怪し男

今はやすらに眠りたるかや


 林には怪しい男が出没した。はじめて遭遇した人はおどろいたが、先輩たちも会ってきており、その人は晴れた日の午後だけやってきて、別に危険はないということだった。 もと大学教授が勉強しすぎてああなったとかまことしやかに語られたが、それはまた別の人で、混同されていた。

年月が経ち、彼も存命だとしてもかなりの年、90才くらい?にはなっているだろう。

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