「好き」がわからない(1)ーオキシトシン問題!?ー
「夫を好き過ぎる妻の会・カクヨム支部」などを立ち上げておきながら、昨日の投稿といい、今日書こうとしてることといい、どうなってんの!? とお思いの向きには、ご心配をおかけして(いや、ほかの人にはどうでもいいでしょうけど 笑)すみません。
M夫くんの方はいざ知らず、やっぱり私が夫LOVEなのは間違いなく、だからこそこうして一人あがいているわけです。
ですが、M夫くんは結婚前から自分のことを、「情が薄い」「愛とか好きって気持ちがわからない」に始まって、しまいには「オキシトシンが足りないから」とまで言い放った人なのであって、少なくとも彼の側としては冷静に私を結婚相手に選んだということなのです。
しかも、すごいメリットのように強調されたのが、「でも(自分は)、”熱しにくく冷めにくい”ので、そこは期待していただいていいと思います」ってことだったからね。
そんなんでも、結婚してほどなく、私はM夫くんが結婚生活を幸せそうに楽しんでるように見えたので、こんな話をしました。
「私の友だちで、やっぱりM夫くんみたいにあまり人を熱烈に好きになったことがないって子がいて、その子が言うには、私(みさえ)が誰かを好きな時のピークが100だとしたら、自分の場合は…って、一瞬間を置いたから、
50くらい、あるいは20くらいもありえるかもと予測しながら話の続きを待っていたら、
マイナス50って言ったの! 私との差が150だからね!」。
この話を下敷きにして、もちろん私は訊いたわけです。
「で? 今のM夫くんは、私がM夫くんを好きだっていうレベルを100としたら、どれくらい?」
私の想像は、やっぱり50か…まあ、20くらいでもよしとしようと思っていると、う〜ん…とかなりの間考え込んでたM夫くん、
「1かなぁ」と言ったのだ!!
がーーーーーん。
なんとなく思ったのが、それだったらいっそ、マイナス50の方がまだ「そういう人だよね」って納得できた気がする。
1って。。。ビミョー過ぎる。。。(解釈しづらい!!)
それでも、ピカピカの新婚だった私は気を取り直して、「じゃあ、それが2になるようにがんばるね!(って、何を!?)」と言ったのだった。
いやはや、2って。。。(注:私を100とした場合です)
さておき、それからだーいぶ経ったころ、さらにM夫くんが結婚生活にも慣れて(それはM夫くんにとって大変なことだったと思う)、前よりさらに幸せそうに見えたので、「ねぇ、もう、好きが2くらいになった?」と自信満々で訊いた。
答えは、ご想像通りですよ。。。
『まだ。いや、1.5くらいにはなったかなぁ』。(道のり長過ぎ!!)
理由は、まだ”二人の生活”に慣れてないところがある、ということで、「おみそ汁の具にきのこが入っている」だの「寝たいと思う時間に寝られない」だの、いろいろ言ってましたよ。
「いまだに!?」と、さすがに私も驚いたし、それじゃあ、生活がつらいんじゃないの? って思いもしたのだけど、結婚自体を否定的には思ってなくて、そういうのは(不器用な)自分の性分だから、これからさらに慣れていけばいいだけのことだから、とか、こともなげに言ってました。
あ、私はもちろん、「そんなの、きのこ入れないでって言えば済むのに」とか言いましたよ。この期に及んで、そこから!? と思ったけれど(笑)。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます