第15話 かーくんの不思議体験


 オカ録は長いシリーズになると思うので、前々からサポーター特典をつけたいなぁと思ってました。


 前に、たまたま、エブリで起こった偶然をスクショしてたんで、それを載せたりしましたが、もうちょっと本格的なやつがほしいなと。


 というわけで、どうせなら、オカ録なので、かーくんのちょっと不思議な体験を書いてみましょう。


 以前からホラーのショート作品を読んでくださってるかたはご存じと思いますが、子どものころに、ちょっと怖い体験をまとめてしましたw


 大人になってからは心霊的な体験はないんで、ありがたいんですが、まあ、予知夢を見たり、今日は悪いことが起こるなと思った日に家族がケガしたり、そんな体験は続いていました。


 蛇女のなかで、夢をコントロールする練習について書きましたが、あれは実話です。


 そんな、かーくんの不思議体験、その一。


 あれは、ちょうど季節的には今ごろだったかな?

 何年前だったか、よくはおぼえてないんですが、夜中に、ふと目がさめたときのことです。


 窓の外を見ると、星がキレイでした。

 なんか、やけに一つ、くっきりと光ってるんです。


 最初は星だと信じて疑ってなかったんですが、見つめていると、脈打つように、またたきが激しくなっていくんですね。


 星ってのは、またたくものですが、それにしても、点滅が激しいなぁと思っていると……とつぜん、それが、くるっとまわりました。


 目の錯覚か?

 星がまわるなんて、ありえないよな?


 あいかわらず、その星はキレイにまたたいています。


 やっぱり、見間違いか。

 そうだよね。星がクルっと一回転するはずがない。


 じぃっと見守ること数分。


 すると、また、一回転しました。

 左まわりかな? 時計まわりと逆にですね。


 ええっ! やっぱり、まわった!

 なんだ、あれ?


 しかも、今度は一回転だけじゃない!


 星がレインボーに輝いたんです。

 青かと思えば緑、ピンク、黄色……クルクルまわりながら、虹色に色を変化させて、そのまま数分、輝いていました。形もクリオネみたいに見えて、星に小さい羽が生えたみたいでした。


 あれは、なんだったんでしょうね?

 UFOかな、とも思ったんですが、なんか、普通のUFO目撃談と違いすぎる……。


 とても綺麗で、楽しかったです。

 星が、こっそり遊んでるみたいな感じでした。


 で、ここまでなら、へえ、変わったもの見たねぇ。または、寝ぼけてたんじゃないの?ーーで終わるんですが、じつは最近(と言っても去年くらいだったかな?)、テレビで、それに、そっくりなものを見たんですよね。


 その番組は、CGの合成映像などを、平気でUFOとか心霊現象とかと謳って流すような、いいかげんな番組なので、正直、いつもは、まったく信用せずに見てるんですが……。


 そんな番組で流れてしまった(^_^;)

 外国で撮られた不思議な動画だそうで。


 タイだったかなぁ? フィリピンだったかなぁ?

 東アジア方面の動画だったのは、たしかです。


 夜空に写ってしまった不思議な物体はUFOか?ーーみたいな扱いで、放送されたのが、なんと、あのとき僕が見たものでした。


 星にそっくりなんだけど、クルクルまわりながら虹色に輝くクリオネ……。


 あれ、なんだったんでしょうね?


 番組でも、流しっぱなしで説明は、いっさいなしでした。


 誰かが、たまたま作ったCGにしては、あまりにも以前、僕が見たものに瓜二つすぎた。


 宇宙ステーションや飛行機なら、ずっと同じ場所でクルクルしてるのはおかしいし、そもそもレインボーには光らない。


 ほんとに星だとしたら、ものすごい速さで自転してるよね? そうそう。左まわりから反転もしたし。星じゃないでしょ?


 宇宙には、星に擬態したクリオネが住んでるのかもしれないw


 まあ、個人的には、とても綺麗なものを見ることができて、ラッキーだったなと思ってます(*^^*)




 この話はオカルト録のサポーター特典として書いた体験談です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る