とある事情で人を恐れている主人公のユーフェ。彼女は、年下だけどしっかり者の先輩魔女・リュカ君と森の中でひっそりと暮らしています。
そんな彼女がある日“拾った”のは、空腹で行き倒れていたヴィクトル。
人が怖いユーフェは、彼に見つからないように逃げ隠れしているのですが……。
ヴィクトルがユーフェをいじりながら楽しんでいるのが目に浮かぶようでした。
いわゆる「好きな子ほどいじめたい」ってやつです。本気でピンチに追い込むわけではなく、愛情を持ったからかいでユーフェを困らせて、自分のことを考えさせる(ように仕向けていく)ヴィクトルに、こちらもページをめくりながらにやにやしてしまいます。
美味しいご飯と可愛いユーフェ。……うらやましいぞ、ヴィクトル……!(笑)
ヴィクトルにも目的があってこの地に留まり、その中で図らずもユーフェは過去と向き合うことになるのですが、彼女が成長していく様子は応援したくなること間違いなしです。
さあさあ皆様、優しいラブストーリーをご賞味あれ!