第76話 罰ゲーム②
学校に着いた。
職員室に行き小さな箱を教師に渡した。
「それでは、急いでんいるんで…」
「ちょっと、待て優希」
「はい?」
教師に止められた。
「この箱、何も入っていないがどう言う事なんだ」
教師は箱を見せつけるように俺の前に出した。
箱の中は確かに空っぽであった。
「霧街さんに頼まれただけで、わからないです」
「そうか、今度聞いてみる」
「はい。それでは〜」
「待て、優希」
「はい?」
またしても止められた。
「これを運んで欲しいんだが」
「すいません。急いで…」
「留学の件大変だったなぁー!」
「…わかりました」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます