身だしなみOK。

必要な物は持った。

今日は１０月２５日。桜井さんに空けといてと言われた日だ。

待ち合わせ場所に1時間も早く来た。

流石に早く来すぎたかなと思ったがそんなことはなかった。なんと、桜井さんがすでに先に来て待ち合わせ場所で待っていたのだ。

急いで待ち合わせの場所に行く。

「ごめん。桜井さん待った？」

「ううん、私の方が少し早く来すぎちゃったから気にしないでいいよ」

「それでも桜井さんを待たしていたのは俺だから…」

「ここで話すのもなんだから向こうの喫茶店に行こう」

桜井さんの指差す方向には古い家だった。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい