第43話 気持ち③
「…その友達に会える?」
俺はその桜井さんの友達に会って話しをしようと思った。俺に何が出来るかはしらいが会って話をしたら何かわかるかもしれないそう思ったからだ。
「いや、その…その友達はかなり遠い所に住んでいるから…」
俺がその友達に会うことは出来ないらしい。だが、そんな遠くの友達の事を考える事が出来るなんて桜井さんが女神の様に見える。
「だから、もし、もしも優希がその友達の恋の相手で自分が夢の邪魔をしている。そう知ったらどうする?」
難しい質問だ。
「…その夢はみんながその子の為に色々な協力してくれた夢何だろ。俺もその夢を手伝いたいと思う」
「そう。そうだよね。ごめんね。こんな時間に」
桜井さんはそう言って電話を切った。
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