崎陽軒のシウマイ弁当、マグロとタケノコ煮の量が多くていつも残してしまうのですが、それをつまみにダラダラとビールを飲むのが最高ですね。
猫ちゃんと桜の宴というのもまた、オツなものですね。
「桜の花びらと同じように、僕たちは何度でも散り、何度でも咲くんだよ」
なんだかジ〜ンとしてしまいますね。視界いっぱいの桜吹雪が目に浮かびます。
猫ちゃんとの会話に『〜だよ』という語尾が多用されていた気がするのですが、それがまるで自分自身に言い聞かせているみたいに感じます。
大きな桜の木とベンチ、一人の男と一匹の猫。傍らには空になったお弁当の包み。そんな素敵な光景の中、脳裏には終点のレールがちらついている。余韻の残るラストでした。ありがとうございました。
作者からの返信
桜って日本人にとっては特別なものですよね。
毎年毎年咲くけれど、そのたびに何か新鮮な気持ち、新しくスタートさせてくれるような気持ちになりますね。
こんな感覚があるのも日本に四季があって、春には桜が咲くからじゃないでしょうかね。
で、ネコはいつでもかわいいものです。
編集済
とても穏やかな気持ちになるラストといいますか、北乃さんの温かなお人柄がにじみ出ているエピソードですね(*´ω`*)
桜って美しいんですけど、私も時折しっとりとした気持ちになります。
散りゆく桜は色々なことを気付かせてくれますよね。
作者からの返信
ラストはちょっとしんみりですね。
桜の良さって一気に満開になって、見事に散っていく様でしょうね。日本人の精神性に深くかかわっている気がしますね。