　ところで、1999年（平成11年）に一度正社員を辞めてから2001年（平成13年）に派遣の仕事を始めたわけですが、派遣は仕事がすぐに見つかるものの、雇用契約期間は短いのであります。

　以下に2001年からの職歴を記載します。

　2001年4月から2002年3月末まで某信託銀行の情報システム部

　2002年4月から2003年3月国内の化粧品会社の総務部情報システム担当

　＜ここで結婚＞

　2003年春から秋まで国内大手電子機器メーカーの新幹線関連部門

　2003年冬から2004年秋まで大手通信会社の大型マンション部門（ルータ、スイッチの設定）

　2004年秋から2005年3月まで国内通信機器メーカーでルータの設定

　＜ここで長男誕生＞

　2005年4月から2007年６月まで、国内SI企業のヘルプデスク

　勤務先は有名企業ばかりなのですが、1年先どころか半年先も仕事があるかわからないという状況が続きます。

　では正社員になるよう転職活動しないのかと思われるでしょうが、30代の技術者で資格を持っていないというのはIT業界での正社員への道は絶望的です。

　そこで資格取得のための勉強をするのですが、受けた試験全て不合格。

　IT業界で35歳過ぎると正社員への採用は極度に狭まります。資格が無いなら尚更のこと。

　このままではいけない。なんとかして長期的な生活設計を作れるよう、正社員になれる会社に転職しなければ。

　このあたりの日々は、生活に追われて空手の稽古どころじゃない状況でした。

　で、焦った私は、ITではない業界の、頑張れば正社員への道がある会社に入ったわけです。

　ところがこれが超絶ブラックでして、心身共にズタボロになり、ついに鬱（うつ）がひどくなり会社を辞めてしまいます。

　2007年（平成19年）12月のことでした。

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