応援コメント

第24話 悪夢の中の少女」への応援コメント

  • 第2章まで拝読いたしました。

    秀逸と感じた点は多々ありますが、特に16話は手放しで絶賛いたします。
    訪花がこれほどまでの行動に出る背景には、きわめて強い動機づけが必要です。具体的内容を書き連ねるのであればそれは簡単。たとえば「私は憤慨している。何故かというと……」みたいに説明すれば、そりゃあ読者も容易く納得させられるでしょう。しかし、この段階ではまだ全容を明かしたくない。だから細かいことは書けない。

    この縛りは相当キツいものだと思います。しかし16話は、この縛りを楽々とクリアしている。「よく分からないけれど、訪花さん完全に怒ってる。これはただでは済まないわ」と読み手に感じさせることができている。
    私には到底真似できないレベルです。感服いたしました。m(__)m

    作者からの返信

    経過において感想を頂けるとは思ってもみませんでした。
    まずは、貴重なお時間を頂いていることと、このように温かい交流を持って頂いておりますことに感謝申し上げます。
    坂井様の感想に大変勉強させて頂いておりますところに、この様に称賛まで頂くと、舞い上がりたい気分になります。
    私には、坂井様のような、写実的な美しい風景は書けませんし、人間を鋭角的に切り取って交錯させるが出来ません。秀逸というのは拙作には余りある言葉。しかしながらとても嬉しく思い喜んでおります。
    2章は時系列が前後して語られていくので、読者に混乱をもたらせることになるのではないかと思いながら書いていました。そこはスルーして頂けたようなのでホッとしています。
    ここまで読んで頂けたのならどうか最後まで、と、欲が出てしまいます。
    お時間が許されますのなら、転の三章、結の終章までお進み頂きたく思います。ベタな転と結ですが、オーソドックスこそ王道と思っています。
    よろしくお願い致します。
    この度も丁寧な感想を頂戴致しありがとうございました。

    編集済