新しい光を
新しい光を
新しい光を
探しに行く途中だった
新しい光を
夢見ていた
足元では
わたしに踏み潰された蟻がのたうち回っていた
わたしのポケットには
穴が開いていて
大切な物がどんどん落ちていった
わたしは気付かない
まだそこにあるのだと
勘違いをして
歩き続けた
そしてある日、気付いた
失くしたこと以外にはもう何も思い出せないということに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます