何も起こらない日々


何も起こらない日々

毎日は退屈

それでもわたしの乗っているブランコは

少しは揺れて

誰もいないこの公園で

見上げた空はこんなにも青いし

これ以上を望む必要なんて

ないのかな?

って

少し思うよ

わたしはずっとずっと

満たされていたのかもしれなくって

ただそれに気付いていないだけなのかもしれなくって

そうではないのかもしれないけど

もしかしたらそうなのかもしれなくって

誰かに断言されたら

すぐに揺らいでしまうような気持ち

そして

ブランコは同じ場所を行ったり来たりする

柔らかい日射しが降り注がれて

わたしは

少し喉が渇いていて

(これでいいのかな………)

って疑問を抱きながら思うよ


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