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思い出に縛られる毎日
朝起きて目が覚めたとき一番近くにあった温もり
仕事に行く前のいってらっしゃいと眠そうな顔をしながら抱き締めてくれる君
休憩中に返ってくるライン
帰ったときお疲れ様と抱き締めてくれる君
眠りにつく前のお休みのキスとハグ
君がいなくなってから当たり前だったこの習慣が同時になくなった
町を歩けば一緒に笑いあった思い出が蘇る
幸せなとき感じていた
″君がいなくなったら生きていけない″
今君がいない世界にいる私
″君がいなくてもいきる時間は止まってくれない″
思い出される風景は幸せな記憶ばかりで
だからこそ君と出会う前に戻った普通の日々が少し不幸に感じてしまう
そんなことを思いながら願いたくもない君の幸せを願う
愛されたいと願う夜 SUI @aym_135
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