第3話 4月30日(火)
なんとこの前の日記から17日ほど経ってしまいました。三日坊主ならぬ一日坊主でしたね、世間一般によくあることです。
なぜまた日記を書くに至ったのか、読者の皆様はお気づきかもしれません。そうです、明日から新時代が始まるからです。なんとなく、平成の最後に日記でも書いてやろうではないかと思ったわたくしです。とても素敵な平々凡々な思いつきですね。
ついに始まる「令和」。もちろん菅官房長官の発表はリアルタイムで見ていました。今現在のSNSでは新時代令和の話よりも、私たちが過ごした平成についての話の方が多く上がっていた気がします、もちろん主観です。今日のTwitterのトレンドには「令和が始まる」ではなく「平成が終わる」の文字が並んでいます。
新しい何かが出てくるとき、人は昔のことを考えてしまう気がします。昔の事をあれこれ考えたのち、新しい何かはどんなんだろうねと色々な思いを馳せてしまいます。なんてね、中身スカスカのそれっぽい文章を書いたので本音トークといきましょうか。
わたしは昔のことを思い返すと大体嫌な思い出ばかり(しかも、芋づる式に)出てきて、それが繰り返してしまうのではないかと新しい何かに不安を覚えたり、何が起きるか分からないから不安を覚えたりタイプです。きっと日本人の5割はこのタイプです、ここは断言してしまいましょう。
ちなみにですが、17日前から読んでいるはずの正義と微笑は全く読み進んでおりません。
ここはひとつ、太宰治先生の他の作品から引用でもしてみましょう(Twitterの太宰治botより)。
「私はもう、いやになった。これまでの生活が、いやになった。出て行きます。きょうこれから、すぐに出て行きます。私には、行くところがあるの。」
なんとまあ感情移入をしたくなっちゃう文章をお書きになりますね。羨ましい。
この作品を読んだ後は斜陽が心に当たっている気分です。
おっと、わたしの乗っている電車がそろそろ目的地に着きそうです、
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