色々やらかす転生幼女は溺愛されすぎてほっとけない

作者 ナナシ

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★★★ Excellent!!!

最初は流行りの幼児もので、出てくるエピソードもテンプレ感が強く、文体もおかしくてどうなるかなあと思っていましたが、しり上がりで面白くなってきました!!
時間軸や年齢のこと(すでに幼児ではない)こと、王族との関わり方など細かいところを見ていくとご都合主義で突っ込みポイントはたくさんあります。が、それよりも作者さんが楽しんで書いている感、とうか、勢いを感じて読んでいるこちらも楽しくなります。
特に王都編になってから魅力的な登場人物がたくさん出てきて、世界観が広がったのも魅力の一つだと思います。
獣魔たちは可愛いし、イケメン揃いのミヅキファミリーがどこまで大きくなるのか・・・・。
セバス最強でベイカーさんが霞んでいるのがちょっとお気の毒です。
今、私が読んでいるところからは獣魔コハクが活躍するターンに入りそうです。
怪しい存在も見え隠れしていますがムーちゃんも幸せになれるといいなあ・・・。

★★ Very Good!!

途中あたりから主人公の性格に違和感を感じるようになった。

具体的には、誰にも壁を作らないというのと、誰に対しても思ったことを全て口にするというのを履き違えているところ。
偉ぶりたくない有名になりたくないと言いながら、王宮の近衛兵に指示を出したり命令をする。
前世では社会人だったのにも関わらず立場というものを考えない。
普通、王様や貴族に馴染みがなくてもヨーロッパなどを知ってれば地位の高さは理解できるはず。前世の記憶はしっかりあり、肉体の年齢に精神が引っ張られるという記述もないのでただの礼儀知らず(王様の子供や貴族の子供に愛称でいいタメ口でいいと言われてホントにする人間はいない)。
事件に何度も巻き込まれているのにヘラヘラしてばかりで対策を立てたり危機感を持つということを全くしない。毎回周りから注意されてものらりくらりと躱して終わり。そして巻き込まれるの繰り返し。

序盤は、多少わがままなとこもあるがその纏う空気感や優しさ、ユーモアさのある幼女ということで微笑ましかったが、中盤から力(従魔の力や自身の圧倒的な魔法力)を使うことに頼るようになり、大臣でさえ頭を下げてくる地位を得てからは、それをことあるごとに振るう為、どこでも力を振りかざすわがままな子供という印象になった。
たまに主人公が「大好き~」と言い誰かに抱き着く描写や、「えへへ~」と言いながら甘えるという描写もあるが個人的にはもう可愛らしさを感じるよりあざといと感じるようになってしまった。