第15話 恋の導火線 前編

大輝は、あの日、現役アイドルであるはるかを、抱いて、モヤモヤしていた。


特に胸を当てられてから、その感触が、忘れられない。それから、細い腰、甘酸っぱい香水の匂い。


あすかやしのぶには、悪いが、異性としては、感じていなかった。


そこで、タブレットで、初めてアダルト動画を見た。なんと、そこにははるかに似ている女優さんが出ていた。


場面は、オナニーしている場面だった。無修正である。すると、大輝は、女の子のあそこは、こんなになっているんだと思った。


想像してみたような、綺麗なものでは、なかった。おしっこは、どこから、出てくるのかなと、思ったりした。


男子の膀胱の500CCに対し、女性のそれは、400CCしか、貯められないことは、知っていた。


実際、その子には、うっすら毛があった。毛があるんだ?


同じ女性じゃ、長く見られないので、別に検索した。

すると、女子高校生らしき人が、女性同士エッチをしていた。


「あれ、毛がない」大輝は、驚いた。そして、さっきよりも、あそこが綺麗で、ピンク色をしていた。


女性でも、違うんだなと感じていた。なんだか、胸の鼓動が、早くなってきた。


「もう、やめた!」と動画サイトを消した。

大輝は、はるかに出会ってなかったら、こんなものを、見る気がなかったかもしれない。


その夜、夢ではるかとキスする夢をみた。はるかは、夢の中で、下着姿。二人がいるところは、ベッド。

ぼんやり、していたら、夢から覚めた。そして、パンツが濡れていたことに、気がついた。


そう、夢精したのである。おめでとう、大輝くん。これで君も、大人の仲間入りだ。


大輝は、これが、聞いていた、夢精かと思ったけど、恥ずかしかった。


早速、下着を替えて、濡れたパンツは、洗濯機に入れた。


朝から、シャワーも浴びて、匂いがついてないか、チェックした。


そして、学校に登校した。


日本では、法律で女性の局部を映してはいけないという決まりがある。しかし、近年外国のサーバーを通せば、違法ではなく、簡単にみられる。


私の頃は、ビニ本、裏ビデオ等、が主流だった。

裏ビデオは、一本一万円していた。それでも、バカ売れに売れた。


禁酒法が制定されていたアメリカで密輸で酒を売る商人みたいなものである。


映画「アンタッチャブル」では、マフィアのボスと密輸を防ごうとする主人公たちが、描かれた。

そして、組織を解体したら、禁酒法が無くなった。主人公「一杯飲むよ!」私の中の名作である。


さあ、次回は、新キャスト登場。外国人。キャンプのお話は、まだ先ですが、はるかと大輝の仲をどうしようかなと思っています。


本当は、はるかをまた、転校させようと思いましたが、あまりにも、かわいそうで、残しました。



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