新人賞一次通るかどうかを独断と偏見で判断する企画から来ました。
茉莉花と申します。
非常に高い位置で完成された青春ものでした。
展開もキャラクターもとてもいいですね。
特に主人公の音無律が等身大のキャラクターで好感が持てました。
うんうん、いるいる、と頷きながら読みました。
ライトノベルというよりは一般小説に近いものを感じました。
小すばとか群像とか……あっちの賞も狙えそうですね。
少しだけ危惧しているのが、綺麗にまとまりすぎていて、多くの作品が集まったときに印象がぼやけてしまうのではないかなという部分です。
何か大きな棘とか印象に残るものがあればいいな、とここまで読んで思いました。
時間を見つけて続きも読みたいと思っています。
なお、一次が通るかどうかというのは主催の判断にお任せします。
……と言いたいのですが、レーベルを吟味すれば通りそうですね、これ。
賞に出された場合、上にいくことを楽しみにしています。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
一般小説に近い……と自分で意識したことはないですが、今までファンタジーな話を中心に書いてきたので、色々と足掻いた結果がこの作品となります。
途中からホラー的な展開も少し入ってきますので、青春ものとしてお読みいただいた場合、ご期待に添えないかもしれません。
少しでもファミ通文庫新人賞に食い込めるよう、努力してまいります。続きを楽しんで頂ければ幸いです。
謎の人物が幽霊とかだと盛り上がってきました!
となりそうですねぇ!