なぜ黒髪美少女は戦うのか?/宮本くみこ
あなたは、小説執筆時に行き詰まったことはあるだろうか?
最初の一行が書けなくて、挫折した経験は?
その答えは、「何の話か決めていないから」と本書は断言している。
小説指南書には、
「なんでもいいから書いてみたら?」
との意見をいう本もある。
だが、何の話かをあらかじめ決めておかないと、
「内容が迷走する」
「ストーリーがいきあたりばったりになって詰む」
という現象が起きる。
本書は、そういう執筆初心者な人に向けて
「いかに事前準備、プロットが大事か」
を伝える本である。
著者ご自身が初心者だった当時にほしかった本を書こうとしたらしく、まさしくビギナーが書きやすいような執筆法が詰まっている。
主人公や脇役の作り方などは、初心者には盲点なところもあると思うので、是非参考に。
「書きたいものとテーマは、分けて考えろ」
「終わりから決めておく」
「感情を最優先で、キャラに行動させる」
オレが参考になったのはこれくらいだろう。
あとは小説講座でも学んだので。
あと、構成・プロットを絶対視するのではなく、あくまでも
「キャラの感情を優先させる」
ことにも着目していた。
シーンの過不足など、プロットは見直しに使うのがいいと。
プロットは見やすくするためのもので、面白くなる保証はない。
このように、なれた人でも活用できる内容もあるので、自身の腕を見直すつもりで読んでもいいかも。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます