科学的な適職/鈴木祐

ジョブスは「好きなことに夢中になろうね」と世に知らしめた。

でも、実際ジョブスがエレクトロニクス業界に入った理由は

「楽に稼げるから」

だ。


好きなこと

給料の多さ

業種

楽しいかどうか

性格診断

直感

適正



あなたはきっと、これらを基準に適職を選んだ経験があるだろう。



実はこれ、全部間違いだった!




・好きなことを仕事にするより、

「なんとなくやっていたら、仕事が好きになってきた」

方が幸せなのである。


・好きな人と結婚する、少しだけ健康になった方が、給料アップより幸福度が高い。


・年収4~500万くらいから、幸福度が上昇しづらくなる。


・専門家の予想精度の低さは

「チンパンジーのダーツ」

並に低い。


・楽な仕事は「死亡率が2倍」


・性格診断は

「タロット占い」

並みに的中率が低い。


・直感より論理で考える方が、ストレスレベルが低く人生の満足度が高い。


・ストレングスファインダーのように

「強みを行かした方が仕事がうまくいく」といった考え方に、

「そもそも疑問点が」出ている。



以上の点から、今までの適職選びは、すべて

「視野狭窄に陥ってしまう」

と、本書は語っている。


ライト兄弟ですら視野狭窄にハマり、晩年は惨めだった。

視野狭窄になったフロイトも友人に見放されて、ぼっちだった。


じゃあ、どうやって仕事を選んだらいいのか?


これには、結構複雑なプロセスが必要だ。




自由か?


前に進んでいる達成感は感じられるか?


自身のモチベ・焦点と合っているか?


なすべきことは明確か?


多様性はあるか?


仲間はいるか?


他人に貢献できるか?




また、これらのチェックをした上で、さらに意志決定をするツールを用いる必要がある。


これがまた長い。

このコラムでは語り尽くせないので、是非本書を買ってチェックしてもらいたい。

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