金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?/堀江貴文

 カクヨムロイヤリティプログラムが始まったからこそ、読むべき本かなと。


 金持ちになったら、なにをやりたいのか?

 本書はひたすら、そのコトについて触れている。


 堀江氏は著書で、

「金というのは、やりたいことをするために使う『道具』」

 と語っている。


「何もやりたいことなんかないのに、なんで金持ちになりたいの?」


 とにかく、「金持ちになりたい」、「金持ちになる=エラい」といった風潮に一石を投じる著書。


 氏は講義イベントにて、『おまえはどうして、そんなに金が好きなのか?』と質問者から食ってかかられた。


 それに対し、


「金はただの『道具』。爪切りと同じ。爪切りが好きなんじゃない。金にとらわれているのはむしろアンタでしょ」


 と言い返したらしい。


 堀江氏にとって金はあくまでも『好きなことをするためのツール』であると。


 本書は質疑応答が大半だが、どれも質問をバッサリ斬り捨てている。

 金の使い方が実にドライだ。


 R25のインタビューにしても、インタビュアーの話を聞かず、スマホばかり弄っていた。質問が余程琴線に触れなかったのだろう。


・年収低かろうが幸せに暮らす手段はある。

・ZOZO前澤社長がバスキアの絵を六〇億で買ったのは、「自分の名前を海外に売り込む」ため。


 堀江氏は金持ちではあるが、金にはこだわってない。

「金を得て、何に使うか」

 ロケットを飛ばすのか、絵を買って世界に名前を売るのか。


 金に関する価値観が、既存の氏のイメージからは離れている。


 是非、手に取っていただきたい。


 オレはプライムリーディングやKindleアンリミテッドをはじめたとき、真っ先にホリエモンの本を選んだ。


 電子書籍月額読み放題サービスで、どれを読もうか悩んだら、迷わずホリエモンを選ぶことをすすめる。


 図書館でも借りられるので是非。

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