読みやすくて、すいすい最後まで読み進めてしまいました。語り口も謎も軽めで、まさにweb向けのミステリかもしれませんね。
それではチャートを。
・ライトノベル ☆★☆☆☆ 一般文芸
・文学的要素 あり ☆☆★☆☆ なし
・エンタメ性 あり ☆★☆☆☆ なし
・男性向け ☆☆★☆☆ 女性向け
・キャラクター ☆☆★☆☆ ストーリー
意外性 予想通り ☆★☆☆☆ 予想外
合理性 納得 ☆★☆☆☆ 理不尽
あくまで個人の印象です。なにしろ軽めなので、事件解決に対してもなるほど! と膝を打つような、というわけにはいかないのかも。……と思いつつ、三谷幸喜やクドカンとか、ゆるいミステリでも「ああ!」ってなるのありますから、そこは見せ方のテクニックなのかなあ。難しいですね(汗) ワタシには無理。
ちょいちょい挟まれる主人公のノスタルジックな小話が良いですね。一定の年齢層より上の人たちにはたまらないかと。このシリーズ良いと思います。
作者からの返信
奈月沙耶様、コメントとチャートありがとうございます。
自分では「全く違う方向性」と思っているミステリ作品二つを同じチャート企画にエントリーしたので、二つのチャートを見比べて「なるほど」と感じています。
この作品は、自分でも「はたしてこれ、ミステリ作品として成立するのか?」というくらい『謎』は軽めだったので、むしろ『ちょいちょい挟まれる主人公のノスタルジックな小話が良い』という感想が嬉しいです。
おっしゃる通り『一定の年齢層より上の人たち』が対象の作品かもしれません。カクヨム利用者の中には、1985年どころか1999年でも「まだ生まれていなかった」という方々が結構いそうですが。
拝読いたしました。
推理小説といえば三毛猫ホームズシリーズを子供の頃に読んきりなので、完全に知識不足ではあるのですが、それでも楽しく読ませてもらいました。分かりやすく「謎と解決」を描写してくれていたからだと思います。
気づいたら「ふむふむ」なんて口に出しながら読み進めていたので、完全に引き込まれていました。
お姉さんの「ころしや探偵」という異名の理由が、変な具合に腑に落ちてしまって、私は好きです。
作者からの返信
久保 良文様、コメントありがとうございます。レビューも、ありがとうございました。
謎も解決も、ごくごくシンプルな作品。自分では「なんちゃってミステリ」と認識していたのですが、むしろ「それくらい軽い方が良い」という方々もおられるのでしょうね。三毛猫ホームズシリーズは、ドラマ化されたものを視聴しただけで原作は読んだことがないのですが、勝手に「ライトな作品」というイメージを持っていました。なので、余計に、そう考えてしまいました。
こんにちわーー。
またまた、私の自主企画への参加ありがとうございます\(^^)/
これからもよろしく
作者からの返信
野林緑里様、コメントありがとうございます。
以前にコメントもレビューもいただいているので、野林緑里様がこの作品を既読であることは理解していましたが、「自主企画は企画主様だけのためではなく、企画内容で求められた作品を読みたい人のためでもある。企画に参加することで、他の方々に読んでいただける可能性も出てくる」と考えて、参加させていただきました。
こういう「昭和!」みたいな企画があったら、また参加させていただきたいと考えています。昭和舞台の作品ならば、私は他にも書いていますが、この作品が一番、当時の世相を反映した作風になっていると感じています。
こちらこそ、よろしくお願いします。