独立自衛組織『生徒会』発足事件

温泉山 番長


・外見


189cm 89㎏

長めの黒髪、浅黒い肌、四角く濃い顔でおっさんな高校生男子。

厚み、太さ、重さを兼ね揃えた筋肉質な体つきで、学生でありながら鍛錬を積み重ねてきた武人のものと誰もが認める。特にその手は大きく、ざらついた指紋に鱗のような爪と、ただ掌を見せるだけで相手を威嚇できるほどに、凄いことになっている。

黒色の学ランに裸足で下駄、学生帽とまんま番長の格好をしている。


・性格


口数少ないが熱血、己の信じた道をいかなる障害も押しつぶして突っ走る強引さと、そこから生まれる一種のカリスマにより学内では人気が高いが、それにおごることなく検挙な性格でもある。

しかしながら、その根本にあるのは根深い血統主義であり、名家の生まれである自分は上に立ち、弱者家を守るべきとの考えのもとに行動している。

なので相手の生まれを聞いただけでその人の価値や能力を判断し、できることできないことを勝手に振り分ける。それに合わない事柄は全て不正か幸運によるものと、悪気もなく信じている。


・罪状


星5つ。

8番コロニーの自衛権をカンパニーではなく、学生主導の『生徒会』にゆだねよ、という学生運動の中心人物。内容だけを考えれば完全な反逆罪、ただしそこには悪意や野心があるわけでなく、例えるならばカンパニーを与党とする、野党という立場を求めている。

彼は己の力を示し、カンパニーと肩を並べられることを証明しようと挑戦状を叩きつけてきたりもしている。


・経歴


転生前から『十大家族』と呼ばれる日本を支配している貴族階級の一つの次期党首候補、ふざけた名前は偽名で、本名は洋酒になったあかつきに公表するのがしきたりだそうだ。

いわゆる跡目争いに巻き込まれ死亡、転生し、ここに来た。

アッシュワールドを修行の場と考え、その手腕を発揮し、名実共に力を蓄え、

いずれは元の世界に帰還するつもりでいる。

余談だが、妹が二人おり、溺愛していて、3番コロニーのコロニーマスターとは妹自慢をしあう盟友同志でもある。


・舞台


8番コロニー、とある高校の学生寮、生徒会室を実効支配しており、授業そのものは通常通り行えるものの、その主張を乗せたビラとポスターとシュプレヒコールが消えてない。

校庭には縄で区切られた四角い空間があり、その中を『決闘場』と呼び、カンパニーの職員、及びハンターとの戦いの場を用意している。もちろん、ネットで生中継できる。


・モブ


生徒会会員

同じく学ランで固めた一段、その上下関係は生まれにより画一的に決まっており、続くなら間違いなく世襲制、完全に発足する前から貴族と奴隷のような格差が産まれており、かつそれを是正するための革命を起こそうにも、番長の力一つで捻り潰されるため、なされてない。


・能力


文武両道を地でゆき、成績も優秀、武道は柔道と剣道を、その他にも華道、乗馬、書道、琴に陰陽術は転生前から一流だった。

血統結界

朱色の半透明なバリアを自在に展開できる。

壁としてそびえさせたり、細かく部産して鎧や剣に、それらを自在に操って潰したり殴ったり刻んだり、応用はいくらでも。

脈々と受け継がれてきた高貴な血筋が煮詰まり、開花した能力で、チートではなく、血に憑いた呪いの一種とされる。

精神力に依存するもので、よりはっきりと信じ込むほどに強さが高まる。なので、自身よりも下賤なものからの攻撃は当然のように通じないと信じ切っているため、その通り無敵の強度となる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『アッシュワールド』ターゲットリスト 負け犬アベンジャー @myoumu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ