異界竜襲来
ビルゴッチ=フレンクリン
・外見
体のほとんどをサイボーグにしており、胸と頭部しか残っていない。
それもスキンヘッドの頭には目玉がなく、代わりに黒と赤のコードが飛び出ていて、それが他の機械に繋がっている。
サイボーグの体は全長40m幅30mほどのドラゴン型で、その胸部のガラスケースの中に本体が収納されている。
軽合金装甲、長い尾にプロペラ、背中に回転翼を背負い、空が飛べる。
両腕にはかぎ爪、肩からは前面に向いたキャノン砲が取り付けてあって、ドラゴンよりも機械怪獣に近い。
・性格
どん欲、命以外の全てを奪いたがり、そのために海賊まがいの略奪行為を繰り返している。
一応、通信機越しでの意思疎通は可能だが、この体になって生物としての楽しみが一切失われ、今あるのはただ収集する喜びだけ。
・罪状
星一つ
被害は多数、いくつもの輸送船が襲われ、物資と人員が失われているが、カンパニーとしてはコロニーの外のことであり、事故責任でしかなく、表立って手を打つつもりはない。
それはビルゴッチも知っており、ゆえに必要以上にコロニーには近づかない。
・経歴
正体不明。
突如として異世界から転送されてきた侵略兵器の一種と考えられ、その関連からか本人も過去の記憶を失っている様子。
戦闘に関するデータが異世界に飛ばされている形跡があるため、敵対勢力からの威力偵察としての捨て駒、というのが確率が高い。
・舞台
コロニーの輪の中心ゴーストヘッドとその他コロニーとの間を不定期に飛行している。
また、あちこちの灰の山の中に集めた物資を集めて隠していて、それらも定期的に見回りに出ている。
大体の場合、船が襲われて発見、救助に間に合わず、で戦闘となると予測される。
・モブ
ドローン
大きさが幅50cm、75cm、1mの三種類ある蟹型の自動修繕ロボ。三対の足にハサミがわりに人の手を持ち、ビルゴッチの体に張り付いてメンテナンスや修繕を行う。そのために船を襲っていて、集めた物資と共に潜んでいる。
単体では一切の戦闘能力がなく、ビルゴッチの命令があって初めて動き出す。
・能力
サイズとサイボーグというだけあって硬くてパワフル、またサイボーグなのでハッキングやジャミングが聞きにくい。
回転翼によりヘリコプター同様の飛行能力を有する。
ショルダーキャノン砲、青白いバチバチ球を発射し、機械ならショート、生物なら沸騰させる。射程は短いが高い威力で連射もできる。
亜空間転送砲、口から放たれる太さ1mほどの黒い光線。実際は局所的な異世界転送光線で、通った部分の空間をどこかの異世界に切り取り、転送している。空間ごといりとっているため物理的な防御は不可能。射程も限界知らずだが、そのためのエネルギーチャージが必要で、今しがた襲った船からエネルギーを得てちょうど、という状態だったりする。
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