『リサイクルモンスター』空き缶ガルー

・外見

慎重12m体重3トン、ただし随時成長中。

様々なブランドの空き缶が組み合わさって前衛芸術かポリゴンな感じで、シルエットはカンガルー、よく見ると下半身に行くに従い赤黒く汚れている。

お腹のポケットは巨大なシュレッダーになっており、分別して金属ではないいらないものは又の間から垂れ流されている。

目が赤黒く、絶対悪役。すごく臭い。

鳴き声は『ガル―』

・性格

生物よりも機械、あるいは現象に近い。

ゴミとそうでないものの区別がつき、ひたすらごみを集め、自分の体に加えていく。

・罪状

星一つ。

ぶっちゃけ暴走していて七人が殺されているが、二十人までは報告義務がなく、また正式にハンターを雇うと星の数が増えて始末書にハンコを押さなければならない手間を省くため、雑にはんたーが呼ばれた。

・経歴

悪の組織だったカンパニーが善の組織に生まれ変わるため、持ちえた超テクノロジーで罪滅びしようと開発されたビームであてたら産まれた。

計算上はごみを拾って集めて一か所に集めるだけのマスコットキャラだったが、どこをどう間違えたのか、そこらの人間を殺し、絞って、血液中の鉄分を集めようとしている。

ただのうっかりミスか、他からの妨害か、空き缶からの復讐か、定かではない。

・舞台

10番コロニー内部の10m四方の通路を這うように移動している。

このまま真っすぐ行けばエレベーターシャフトに、さらにそこから下に行けばスクラップ置き場に到達し、それらを取り込めば本当にもう手が付けられなくなる。

・能力

見た目通り動きはカンガルーで、跳ねて移動、ボクシングで攻撃、例外的におなかの服とでミンチにする。

メタルキャプチャー

スクラップに触れることで己の一部に変えられる。金属ならば何でもいいらしいが、律義にもゴミしか吸収できず、シャッターや壁などはスクラップにしないといけない。

リサイクルモンスタービームエナジー

体内に神経や血管のように赤黒い電流のようなエネルギーが流れていて、これと金属が離れることでダメージを与えられる。その最も集まっている部分は心臓であり、そこを打ち抜かない限り死なないものと推測される。

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