10520回目の挑戦

フィリップ=R=アサンジ


・外見


ぼさぼさ頭に丸眼鏡、やせ細った体に歯には矯正のブリッジがある。見るからにインドアな学者な男。

よれよれの白衣の右腕には『10520』と殴り掛かれている。


・性格


元々せっかちな性格で、なんでも囃し立てる感じだったが、事故発生後、暴走してからは一切の会話を無駄として取り合わない。

絶望といら立ちを隠さず、失敗すると楽な方法、自殺を図る。


・罪状


星五つ。

十番コロニープレイの自爆装置を動かそうとしている止めないとえらいことになる。


・経歴


元は異世界転生における小難しいことを研究している研究者の一人だった。

が、小難しい実験を行っているうちに小難しい光を浴び、それから人が変わった。

本人の言葉をまとめると、同じ一日を何度も繰り返しており、このループから脱出するには自爆するしかない、と訳の分からない妄想に取りつかれている。


・舞台


コロニー内で単独で自爆させるには七枚のカードキーとパスワードがいくつも必要となる。ハンターは急遽、カードキーの一枚をもって逃げることとなるも、どこに行こうともまるで初めからわかってたかのように先回りされる。


・モブ


関係者一同

自爆阻止のため奔走しているが役に立っておらず、瞬きした隙に前を通られたり、八万桁のパスワードを解読されたり、攻撃したら転んで首折って死んだりしてる。


・能力


身体能力は平均以下、知能も高いには高いが戦闘向けの経験はない。

しかしどういうわけか何度も何度も練習してきたかのように完璧な先読みと幸運を知ってたかのような行動で、手が付けられない。

曰く、何度も繰り返してきて同じことばかりなので見飽きたとのこと。

ちなみに、こいつを殺してもループに入るわけではなく、ただ死体が一つ増えて平和が少し伸びただけになる。

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