4秒と刹那の攻防
リトルダッシャー
・外見
7cm20g
短い黒髪、長細い顔、目の下にクマ、筋肉質で黒い肌、背中に光る羽根の妖精の男。
草木を黒く染めたローブに杖と見るからに魔術師。
・性格
寡黙で忍耐強い殺し屋。
一瞬のスキを粘り強く待ち、容赦なく逃さない。
プライベートなどは抹消済み。記憶に直接手を加えて忘却しているため洗脳含めあらゆる手段で自白は盗れない。
・罪状
星四つ。ただし複数での参加になっているので、個人の報酬は少ない。
殺し屋。スポンサーの一人の暗殺のため侵入、狙っている。
ハンターとしてはスポンサー護衛のその他大勢の一人でしかないのだが、条件としてその一人でしか暗殺を阻止できない状況になる。
・経歴
数々の暗殺をこなしてきたと思われる殺し屋、以上の情報はない。
今回の暗殺は別口の占いの結果で出ただけで、ミスがあって露見したわけではない。
・舞台
エルダードラゴンハイランダー中心にある『九角館』へスポンサーは向かうため、交通整理している。
ハンターが守るのはとある十字路の一方側なのだが、スポンサーの乗った車が通過する五秒前、その向こうの花壇の中から凄まじい魔力と殺気を感じ、3秒後に発射、1秒後に車を攻撃して暗殺が終わる。止めるにはすれ違う刹那しかない。
暗殺さえ阻止できればそれで勝利だが、察知できるのが実行の4秒前なのでとにかくスピードが求められる。
・モブ
スポンサー
体重600㎏と極端に太った男。車に乗り切れず、オープンカーに積まれて運ばれている。サングラスにマスクと変装しているが、隠れようがない。
・能力
妖精としては高い肉体を持つが、所詮は妖精、その神髄は魔法にある。
魔弾
自分の存在を隠す隠蔽魔法で侵入し、魔方陣と瞑想、魔法薬と呪文により一気に魔力を爆発させ、強固な結界と拘束の飛行魔法を同時に放って己を弾丸として突撃する。
魔力の主が飛ぶことで威力が跳ね上がり、多少の軌道修正も可能、一発のみだがそれだけで大体は半分も残らない。
暗殺成功後、貫通した向こう側に脱出用のあれこれがあるらしいが、そこから先はハンターの仕事ではない。
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