リザルト1

「ううん」


 ボーっとする頭で、ひとしきり、むにゅむにゅと口を動かしてどうにか目を開く。


 ウヅキの顔のアップが目に飛び込んでくる。長いまつげの一本一本を観察することができた。可愛らしい唇が少しだけ開いて、規則正しい寝息が漏れている。

 目を少し下に向ければ、パジャマの胸元がはだけていて、この位置からだと、腕に挟まれることによってできた谷間が覗く。


 うーん、絶景ですね?


「おはよう」


『おはよー』

『おはようございます』

『早くカメラを動かすんだ』


「……うん?」


 モミジの声に起き上がって彼を見れば、赤い球体に向かってポージングをしているところであった。ダブルバイセップス、というやつだったか。

 見る人が見れば、なんとも艶やかなその筋肉を見せつけつつ、片手に持った肉を、淫靡ともいえる仕草で頬張っている。

 こう、ハミハミ、って感じ。

 優しく咀嚼し、吐息を漏らしつつ、また肉を噛んでいるのだ。


 ハミハミ、ハミハミ。


「何してるんだい?」

「サービスショットだ。凄い勢いで赤い数字が増えているぞ?」


 にかっと笑ってみせる。


 何のことなのか、とりあえずウィンドウを出して見てみると、視界の隅に、配信中を示す表示が出ていることに気づく。


「んあー、配信しながら寝てたのか」


 少し処理速度が落ちた頭で、昨日のことを思い出す。

 痛みを味わうことすらなく死に戻ったのだったか。

 ちなみに、このゲームのデスペナルティは、お金半減と街から一時間出られなくなるというもの。反省時間みたいなものだね。

 ボクたちはお金をギルドにあずけているから、今回の死に戻りで損害はほぼゼロといって良いね。


『せやで!!』

『だから!! 早く!! ベッドを!! ベッドの方を写してください!! おねがいします!!』

『俺らはそれだけを楽しみに今まで筋肉を見てたんだ!! 後生だ!!』

『もう、俺は……俺は耐えられない!!!』

『おい、やめろ! そっちにいってはいけない』

『くそ、こんな所にいられるか! 私はいくぞ!!』

『私にはどっちもご褒美だから』


 すごい勢いで「!!」付きの長文が流れている。必死さが伝わってくるね。

 配信ページの情報を見ると、グッドサインを逆さまにしたアイコン、低評価を示す数字が現在進行形で増えていた。

 なるほど、これが赤い数字。


 あと、地味に高評価の数字も上がっていってる。喜んでる人もいるみたいだね? 筋肉フェチとか、女性ファンとかかな?

 喜んでもらっているようで、なにより。


「うん、とりあえず配信切るの忘れてたみたいだね。ごめんね。じゃあまた見てねー」


『うわああああああ』

『高評価にチェックつけないぞ!!!』

『低評価押してやるー!!』


「あっはっは、ボクたちは別に人気取りのために配信しているわけじゃないんだなあ。慈悲はない」


『わあああああ!!』

『くそおおおおおお!』

『があああああああああああ!!!』


 凄まじい勢いで流れるコメントに構わず、配信停止。

 一気に膨れ上がる低評価。


 あっはっは。


 気にせず全ての配信系UIを閉じる。


「さて、二度寝するよ」

「おう、腕枕をしようか」

「次の機会にさせてもらうよ」


 軽口をたたきつつベッドに再ダイブ。

 シオンの方はちょっと刺激が強いので、ウヅキに寄り添い、その高い体温を楽しむ。寝ようと思って血流あげてちゃ世話ないからね。惰眠を貪ることにする。

 あー、幸せであるなぁ!



 再度、意識が浮上してくる。頭に柔らかな感触。


「おはよう」


 目を開けると、ウヅキがボクの頭を撫でていた。


「ん、おはよう」


 素直に起き上がる。

 時間を軽く確認すると、ゲーム内でお昼を少し過ぎたあたりであった。

 ここまで眠りこけているのは、ゲーム内では初めてのことだ。


 視界の隅に、白いもふもふを確認する。


「はいおはよう」


 撫でられ待ちのオオカミちゃんへ、ベッドの隅へと四つん這いで進んで撫でてやる。


「ハフハフ」


 オオカミちゃんは大変良い子なので、ボクたちの誰かが起き上がると、ベッドの隅で「撫でられ待ち」をするのである。


 いいこいいこ。


 さっき起きた時にいなかったのは、オオカミちゃんもまだ寝てたか、もしくはボクが完全に寝ぼけてて、見逃しちゃっていたのだろう。

 そうだったらごめんよ……。


 体を伸ばしてベッドから降りる。


 装備を変更して、ローブの中へと入ってしまったウィッグを外へと出し、ソファー、モミジの横へと座る。


 無言で出されるジュースを受け取って飲む。

 部屋の外の景色は、「ファスティア」とそこまで変わらない。レンガづくりの、童話的な中世の町並みを見ることが出来る。


 ウヅキもするすると歩いてきて、別の、ボクから見て左にあるソファへと座り、オオカミちゃんのブラッシングを始める。


「きゅうん」


 信頼関係がきちんと築けているようで何より。


 しばらくそうやって、ダラダラ過ごしていると、シオンが部屋に入ってきた。


「起きたんだね」

「やあ、おはよう」

「おはようございます」


 にこにこと対面のソファーに座り、ひざをポンポンとするシオン。


「なんだい、それは」

「どうぞ!」


 両手を広げて、まさにウェルカム!! って感じ。


「だから何がだい?」


 ボクは純白のベール越しに呆れた視線をやりつつ、ウィンドウを開く。


 隣のモミジが満面の笑顔をシオンに向けて、彼女はそれを受けて一瞬で無表情になる。

 勝手にやっといておくれ。


 あとモミジはジリジリと座る位置を近づいてくるのをやめなさい。

 そんなんだから一緒に寝るのを拒否されるんだよ?

 もっと慎みを持つんだ。いいね?

 

 さて、今から始めるのは昨日の戦果の確認である。

 まず武器類。

 ウヅキの武器は全損、ボクとシオンの物が結構消耗しているという感じ。

 ウヅキについては、ひたすらすさまじい速度で特攻をかましていたので、さもありなん、という所。怨輪武器が壊れないらしいので、そこに助けられた形だ。

 ボクとシオンは、基本的に効率を考えてシンプルな魔法を使っていたからダメージは少ない。

 モミジは例のブーメランナイフの耐久値がまあまあ減ってる。こっちはほとんど使ってなかったからね。

 これらは明日にでもドッさんたちに修理を依頼しようと思う。


 次、魔法やアーツ。これはそれぞれで確認してもらう。

 ボクについては<神聖魔法>がいくつか、<炎魔法>と<光魔法>に新しい物が加わっている。


 新たに得た<付与魔法:強化>については、各ステータスアップのバフ魔法。シンプルに強い。スキルレベルが上がるほど、ステータスへの上昇率が高くなる。地道にレベル上げていきたい。


 まず、ボクたちの生命線でもある<神聖魔法>から。

〜〜〜〜

【バリア】

ダメージを一定値防ぐ防壁を味方単体に付与する。

〜〜〜〜

【ハイヒール】

味方単体を大幅に回復、身体欠損異常も回復できる。

〜〜〜〜


 <神聖魔法>はこの2つ。【バリア】はダメージを込めた魔力量やスキルレベルなどの補正によって、防げるダメージ量が変化する。汎用性が高い魔法といえる。これは最優先で検証する必要があるね。

 ボス戦では、MPは節約する必要があったので確証が持てないこの魔法を使用することはできなかった。


 例えば、モミジに【バリア】を使ったとき、ダメージの判定が【バリア】が先か、モミジの<忍耐>を代表する防御系補正値が先にくるのかで、評価が別れる。

 【バリア】が先なら、そもそもダメージ量が0で受け流せるはずの攻撃でも【バリア】が先にダメージを受けてしまって壊れるという事態が発生する可能性がある。

 これがモミジの防御系補正値が先なら、モミジが殺したダメージ量を、HPではなく【バリア】で受けることができるので、非常に有用な魔法であると言えるだろう。


 ちなみに、ウヅキにかけたほうが良いと思うかもしれないが、これも難しい。【バリア】が必要なタイミングで、ウヅキが魔法対象範囲内にいるのか、もっといえばボクの目で捉えられる速度なのかという問題があるのだ。

 強化魔法なら問題ない。ボクが呼び出したり、ウヅキがかけて欲しいタイミングでスピードを緩めてこっちに来るからだ。

 【バリア】は緊急性が高いタイミングで使うことが容易に予想できるので、ウヅキに【バリア】をかける戦法をメインに据えるのは、事故の可能性がでてきてしまう。

 悩ましい問題だといえるね。

 ともあれ、可能性の塊みたいな魔法だ。


 【ハイヒール】は単純に回復量が上昇した【ヒール】、さらに身体欠損系の状態異常を解除できる。ボクたちはウヅキを抱えているので、これまた有用。

 概ね満足だ。


 次、<火魔法>。

〜〜〜〜

【ファイヤーウェーブ】

 指定位置から、炎の波を発生させて範囲ダメージを与える。

ルーン:火、位置、波

〜〜〜〜

【ファイヤーバースト】

 自分を中心として、前方に炎の衝撃によって相手を吹き飛ばす。

ルーン:火、爆

〜〜〜〜


 【ファイヤーウェーブ】は位置指定範囲ダメージ、【ファイヤーバースト】は近接範囲ダメージだ。どちらも使いやすい。

 【ファイヤーバースト】については、近づいてきた敵を吹き飛ばして仕切り直しをする魔法なのかなと思う。近接が弱点な魔法使いにとっては、バースト系魔法をどれだけ上手く使えるかで生存能力が大きく変わるだろう。

 ボクが最近取得した【渦】が、【波】とどう違うのかというと、【波】が一度の大きなダメージ、【渦】が継続かつ中心ほどダメージがでかい、という感じで使い分けられる。MP効率で言えば、【波】より【渦】が4倍くらいMPを食うようだ。

 こちらも上手く運用していきたい!

 ちなみに、このゲームではフレンドリファイヤはない。ただ、衝撃はあったりするから、できるなら味方に当てることはしないほうが良い。

 また、対象指定型スキルは味方にも使える。


 シオンがモミジに使ってるのをよく見るね!


 次、<光魔法>。

〜〜〜〜

【ライトレイ】

 光の光線が相手を追尾してダメージを与える。

ルーン:光、線、追尾

〜〜〜〜


 これまた面白い魔法だ。多分弾速がかなり早い。そして追尾がついているので命中率も高いだろう。汎用性が高いルーンセットだと言える。

 ボクは素直にこれら魔法が使えないから、どんなルーンがもらえるのかが重要だ。

 で、<光魔法>は結構スキルレベルが高いのだけど、覚えている魔法が少ない。

 これは<付与魔法:強化>と<神聖魔法強化>を得たからだろう。<神聖魔法強化>は文字通り神聖魔法を強化するスキルで、スキルレベルはない。<光魔法>を訓練することで覚えるのだろう。

 シオンも覚えたらしいから、ボクが<闇魔法>を覚えてスキルレベルを上げたら、<神聖魔法強化>はどうなるのだろうか。さらに強化されるとか?


 さて、アーツの確認終了。

 次、称号!!

 獲得した称号はこれら!


「チャレンジャー」

「ジャイアントキリング」

「修行僧」

「耐え忍ぶ者」

「ファスティアの解放者」

「ファスティアの守護者」


 多い!!

 皆はこれらに加えて、ウヅキは「クリティカル・リッパー」、モミジは「守護者」、シオンは「魔法奏者」という称号を別で獲得したらしい。

 ボクも頑張ったんだけどなー!!

 まあ、今回で言えば、ボクはそこまでゲーム的に評価される行動は取っていないので、当然といったところか。次に期待ということで。


〜〜〜〜

称号「チャレンジャー」

 他プレイヤーたちの誰よりも早く未達成難易度や未踏地をクリアした者の証。

 住人からの好感度上昇:小

 未踏地や未達成難易度エリアにて全ステータスに補正:小

〜〜〜〜

 記念称号に近いと思う。単純に未達成なダンジョンなどのクリアでも貰えると思うから、結構な人がこの称号を持つことになるんじゃないかなって思う。

 今後入ってくる人についても、多分イベントとか、新規追加要素とかで十分獲得するチャンスはあるだろう。

 新しいことを探して色んな所にいきなさいっていうことだよね。良いと思うよ。


〜〜〜〜

称号「ジャイアントキリング」

 進行度に合わないボスモンスターを撃破した者の証。

 住人からの好感度上昇:小

 特定住人からの好感度上昇:小

 ボス型モンスターに対峙する時、全ステータスに補正:中

〜〜〜〜

 こちらはかなり強力じゃないかな。補正がどこまでかわからないけれど、ようは「もっと色々と強いモンスターに挑んでいけよメーン」ってことなんだと思う。

 特定住人っていうのは、多分兵士さんとか、腕自慢から興味を持たれるんだろう。「おい、お前、あいつ倒したんだってな。いっちょ一勝負といこうぜ」みたいなあれ。


〜〜〜〜

称号「修行僧」

 一時にて多くの経験を積み、さらに高みへと至らんとする者の証。

 スキル経験値に補正:小

 特定住人からの好感度上昇:大

 特定スキルに特殊な派生先が追加

〜〜〜〜

 これはかなり特殊な称号だね。「戦闘系スキル経験値」ではなく「スキル経験値」と言ってる所も気になる。

 多分、これを獲得できる経路はいくつもあるのだと思う。特定住人や特定スキルってのもかなり興味深いね。こういう謎掛けのような要素は大好きさ!

 ボクとしては、どこかに秘境があって、そこで修行している人たちがいて、そこへ入門できたり、もしくは入場できる前提条件だと思うんだけど、どうだろうか!


〜〜〜〜

称号「耐え忍ぶ者」

 苛烈な攻防の中で耐え忍び、見事生き抜いた者の証。

 1回の戦闘での戦闘時間に比例して全ステータスが上昇:中

 HPが下がるほど、物理・魔法防御力が上昇:小

 HPが下がるほど、物理・魔法攻撃力が上昇:小

〜〜〜〜

 こちらもかなり強力なのは間違いない。後半2つについては、ボクやシオンにはあまり恩恵はないかも。

 魔法使いがHPを減らすなんてありえない。そんなもの即【ヒール】だ。

 モミジも同じだが、大ダメージ対策にはなるかも。

 ウヅキは最後の一撃的な意味で、一番恩恵は受けるかもだ。


〜〜〜〜

「ファスティアの解放者」

 ファスティアのために戦い、凱旋した者の証。

 ファスティア住人からの好感度上昇:小

〜〜〜〜

「ファスティアの守護者」

 ファスティアのために奮闘し、凱旋した者の証。

 ファスティア住人からの好感度上昇:小

〜〜〜〜

 これらは完全に記念称号。多分セカンディアから次の街へのボスを倒しても、これに準じた称号を得られると思う。

 個人的にはこの2つの称号が一番うれしかったりする。いろんな人に良くしてもらったし、畑も買う予定だし、ファスティアの人たちと仲良くできるに越したことはない。


 最後に、ボクの現在のステータスを見てみよう。

〜〜〜〜

スキル:

<植物知識><神聖魔法強化><採取 Lv16><捜査 Lv8><並列思考 Lv31><思考加速 Lv25><体術 Lv14><考察 Lv23><魔力操作 Lv42><魔力視 Lv23><解体 Lv10><農耕 Lv16><錬金術 Lv52><読書 Lv13><魔力察知 Lv20><瞑想 Lv29><集中 Lv34><魔力強化 Lv23>


<デバッグ Lv28>

【デバッグ】

<短剣 Lv15>

【ダブルアタック】【クリティカルアタック】

<格闘 Lv10>

【ステップ】【強撃】

<火魔法 Lv43>

【ファイヤーボール】【ファイヤーウォール】【ファイヤーウェーブ】【ファイヤーバースト】

<光魔法 Lv57>

【ライト】【ライトアロー】【ライトレイ】

<神聖魔法 Lv37>

【ヒール】【キュア】【バリア】【ハイヒール】

<付与魔法:強化 Lv 17>

【ディフェンスアップ】【ストリングスアップ】【アジリティアップ】【デックスアップ】【マインドアップ】【インテリジェンスアップ】

<生活魔法>

【着火】【クリーン】【ウォータ】【スモールライト】


<ルーン>

火x4、光x3、玉x1、飛x2、指定x2、壁x1、拡散x1、維持x1、分裂x1、矢x1、針x1、付与x1、渦x1、波x1、線x1、追尾x1、爆x1

<装着ルーン>

水、闇、矢、玉、飛x2、分散


称号:

「探求者」

 └住人たちの好感度が上昇:小


「魔導を歩む者」

 ├全ての魔法属性に適正

 ├全ての基本魔法スキルのベーススペルが使用不可

 ├合成魔法スキル、強化魔法スキルの習得・使用不可

 ├ルーンによる魔法詠唱に補正:小

 └同じルーンを獲得するごとにルーンの威力が上昇:中


「チャレンジャー」

 ├住人からの好感度上昇:小

 └未踏地や未クリア難易度エリアにて全ステータスに補正:小


「ジャイアントキリング」

 ├住人からの好感度上昇:小

 ├特定住人からの好感度上昇:小

 └ボス型モンスターに対峙する時全ステータスに補正:中


「修行僧」

 ├スキル経験値に補正:小

 ├特定住人からの好感度上昇:大

 └特定スキルに特殊な派生先が追加


「耐え忍ぶ者」

 ├1回の戦闘での戦闘時間に比例して全ステータスが上昇:中

 ├HPが下がるほど、物理・魔法防御力が上昇:小

 └HPが下がるほど、物理・魔法攻撃力が上昇:小


「ファスティアの解放者」

 └ファスティア住人からの好感度上昇:小


「ファスティアの守護者」

 └ファスティア住人からの好感度上昇:小


魔法備忘録

【火・玉・飛】火玉、ファイヤーボール

【火・矢・分散・飛】火矢、ファイヤーアロー

【火・矢・飛】単発火力特化ファイヤーアロー

【火・火・矢・矢・飛】単発火力特化ファイヤーアロー強

【火・火・火・玉・渦・指定・維持】炎渦玉連続ダメージ

【光・玉・位置・維持】光球タイマー

【光・位置・拡散】目障りフラッシュ


〜〜〜〜


 あっはっは、多いなぁ!!

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