第十四話『火竜種の祠』

………


暑い!!!


暑すぎる…


火山だからしょうがないのはわかるよ?


それにしたってマグマ近すぎじゃない?


まだ門を潜ってから1つも下に降りられてないし…


それにモンスターにも会ってないし、鉱石もない。


ちょっと期待してたんだけどなー…


「いや〜、こりゃ予想以上に暑すぎるよ〜…」


「確かにこれじゃあすぐにバテちゃうわね…」


「おい、フウ。確か付与に炎熱耐性無かったか?」


「え…!?」


そんなものあるの!?


もっと早く行って欲しかったよ〜…


「あ、ほんとだ…《スキル付与 炎熱耐性》!」


「これなら快適っすねー!」


「涼しくさえ感じられるわね…」


「ジュっくん教えてくれてありがとね!」


「お、おう…」


「破壊力抜群だね〜」


「そうね…」


「どうしたの?」


「なんでもないわよ」


なんだったんだろ?


あ、そういえば…


「話変わるけどさ、強いって言われてた火竜戦わなかったね。私、ちょっと興味あったんだけどなー」


「あー、それね。多分ファフニールがキークエストだったんじゃないかなーって」


「キークエストって?」


「名前の通り鍵だな。今回の場合、ファフニールを倒す事が鍵でこの門に入る為にその鍵が必要だったって訳だ」


「まあ簡単に言うとあれやらないとこれ出来ないよーって感じ?」


「そういう事か。ん?そしたら今回の場合、私たち以外ここには入れないって事?」


「そうなるっすねー」


「でも、暑さと寒さの対策アイテムが現状まだ出てないから付術師必須ダンジョンって事になるから多くのパーティが攻略できるわけでもなさそうよね」


「あぁ。それにファフニールの時もフウの付与が必須だったしな」


「これは付術師が今後必要になってくる運営からの警告っすかね〜」


「そうだね〜。今後は武具への付与も調整入って必須になってくるだろうしね〜」


「調整入ったらフウの店はもっと繁盛するわね」


「え…今でも忙しいから流石にやめてほしいかも…」


「お、階段見つけたっすよー!」


「アヤカ、マッピングの方は問題なさそう?」


「んー、あと2箇所行ってない所あるからそっち行ってからかなー。ただ階段はここだけしかないと思うよ〜!ここ多分だけどマップの中心だし!」


「なら、一応そっち行ってからだな」


この前も思ったけど、マップって全部埋めるものなんだね。


でもよく考えたら当たり前なのかな?


道に迷わなくて済むし行ってない所になんかあるかもしれないしね。


「それにしてもアヤカのマッピングはさすがとしか言いようがないわね」


「あぁ、完璧すぎて怖いくらいだ」


「そんな褒めるなって〜!まあ、別のゲームで探索者っていう職業やった事あるから慣れてるだけだよ」


………


「結局なんも無かったっすねー」


「まあだ概ね予想通りってとこね」


「そんじゃB1に降りちまおうぜ」


「フウは降りたらライム呼んでから付与の掛け直しお願い!」


「りょーかーい!」


………


予想はしてたけど景色全く変わらないね。


「ライムー、おいでー!」


「はーい、なの〜!」


「おはよー」


「フウ、おはよー。ここ暑いねー?」


「うん、ちょっと待っててね!《スキル付与 炎熱耐性》!」


「暑くなくなったー!!」


「おい、結局そいつなんなんだ?」


「自分も知らないっすね」


「そうだね、前回読んだ時ファフニールの戦闘中だったもんね。この子はスライムのライムで私の従魔だよー」


「「ス、スライム!?」」


「スライムだよー?ほら〜!」


「お、おぉ…マジでスライムだ…」


「人化っすね、自分も初めて見たっすよ」


「ほら、わかったら行くわよ」


「しゅっぱーつ!」


………


「おい…このダンジョン何階層まであるんだよ…すでに地下11階層だぞ…」


「一番スタミナありそうな人が真っ先にへばってどうすんのよ!ほら、敵が来たわよ!」


「あー、めんどくせーなっ!」


あの後2階層からモンスターが出始めて今地下11階層まで来たんだよ。


道中で鼠やら恐竜っぽいのやらマグマの中泳いでる魚みたいなのとか、カブトガニみたいな奴もいたし。


それになんかよくわかんない宙に浮いた石ころの集合体みたいなのもいた。


でもね!


10階層辺りから、ちらほら鉱石が出てくるようになって来たの!


これは期待できそうだよね〜!!


それから地下15階層まで来たけど、今まで手に入れたことのある鉱石しか手に入らなかった。


「ボス部屋見っけー!」


「「「「!!!!?」」」」


「これで最後だと良いんだがな…」


「あ、それフラグっすね!」


「間違い無いわね…」


「あーあ、ジュっくんやっちゃったね」


「お前ら揃いも揃って…」


「でもアヤカが何も言わないのは珍しいわね?」


「アヤカ?」


「ん?ごめん、聞いてなかった」


「なんかあったっすか?」


「いやー、ちょっと考え事してただけ〜」


アヤカが黙ってるなんてこれは本格的に何かあるかもね…


ただ、いいことなのか悪いことなのかわからないのがアヤカなんだよなー…


いつも直前まで考え込んでるからね。


あ、って事はもしかしてこの階最後じゃない…?


「とりあえずここ突破しちまおうぜ」


「そうね、何してても時間が惜しいわ」


「そうだね、貴重なイベントの時間だもんね〜!」


「じゃあみんなでしゅっぱーつ!」


………


「中ボスって感じだったな」


「ええ、ちょっと拍子抜けだわ」


「ジュっくんはがっつりフラグ回収したね〜!」


「うるせー!」


「それにしても、さっきのが中ボスならほんと何階層まであるんだろうね…」


「んー、あと15〜25階層くらいじゃないっすかね?」


「そうね、他のゲームも大体それくらいだと思うわ」


つまり最低でもあと今までの倍はあるって事ね…


ここからが長い気がするよ〜…


15階層までも徐々に難易度上がってたから絶対次までも上がるよね。


ただやっぱり鉱石には期待したいかな!


ミスリル以上の鉱石とか出てきたらテンション上がるんだけどねー!


「そろそろ行くっすか?」


「そうね。小休憩も出来たし出発しましょうか」


「ここからまた面倒くなるのか…」


「しゅっぱーつ!」


「ライムはいつでも元気ね」


「あぁ…無邪気ってのも恐ろしいな…」


………


それから着々と階層を降りて行ったフウ達は30階層でとある難関に直面していた。


「お…おい…」


「何もないわね…」


「罠ならあるんだけどねー…」


「行き止まり〜」


30階層に降りたらそこは、降りてきた階段とアヤカが言う罠以外何もなくって、ただ整地された広い空間だけが広がってたの。


「降りる場所間違えたっすかね?」


「それはないと思うよ〜。隠し階段でもない限りはね…」


「ん?アヤカ、逆にこの部屋に隠し階段あるんじゃない?」


「その可能性は十分にあり得るが、あった所でこの馬鹿みたいに広い所からどうやって見つけるんだよ…」


「一番手っ取り早いのは罠を全部発動させる事だけれど…」


「うん、リスクが高すぎるね…そういうものだったらやるしかないけど」


ここまで来て降り方が分からないなんて…


まあでも裏を返せばここの奥がボス部屋って事だよね!


罠ってこともあるかもしれないけどあんまりネガティブな事ばっかり考えてても何も進まないし、とりあえず頑張って探すしかないよね!


それにゲームの難しいことはわたしにはよく分からないしね…


「とりあえず何かないか探さない?私は罠とか見つけられないから手分けしてとかは出来ないけど…」


「いや、多分アヤカ以外出来ないだろ…俺も出来ないぞ?」


「ここはみんなで団体行動ね。アヤカに任せっきりになってしまうのはなんだか気がひけるけど…」


「だいいじょーぶ、だいじょーぶ!任せちゃいなよ!♪」


「頼もしい限りだな」


「まあただ私は盗賊本業じゃないからスキル無しだから出来る事にも限度があるけどね〜」


「能力無しでここまで出来るのが凄いんじゃないっすか!」


「アヤカすごーい!」


「なんかもう、フウといいアヤカといいこのパーティだと私達の存在が霞むわね…」


「そうっすね…これでもこのゲーム含め他のゲームでもトッププレイヤーって言われてきたメンバー揃いっすからね」


「あぁ…間違いないな。こうも見せられると負けられねーって思うがそれ以上に自信なくすな…」


「あー、この話は終わり終わり!そんなに謙遜しなくても私達より十分すごいから!」


「そうだよ!私なんてなんで私が比べられてるのか分からないくらいだよ」


「アヤカはフウの事言ってたけどあなたも人の事言えないわね…」


………


「おい…こりゃ本格的に詰んだんじゃねーか?」


「ええ、何もなかったわね」


「この階もそうっすけど一個上もなんもなかったっすね…」


「だね〜。さてっ、どうするかね〜…いっそ罠全部やっちゃう?」


あっ、そういえば…


「ねー。アヤカさ、15階だったっけ?何考えてたの?」


「あっ!ちょっと待って!」


………


「うん、やっぱり間違いじゃなかったよー」


「何かわかったって感じね」


「ちょっとこっち来て〜。えっと…この辺かな?」


「ここに何かあるっすか?」


「まあ見ててよ。多分ここのスイッチを踏めば…」


「あっ!おい!」


「大丈夫だよー。ほら!」


えっ…と、ん!?なにこれ、部屋の中央にいきなりでかすぎる扉が出てきたよ!?


「おー、出た出た」


「アヤカ、これどういう原理なのか説明してくれねーか?」


「結果に言うとトラップの中にスイッチがあったわけなんだけど、実は15階層の時から気になってた事があってね」


「アヤカが何か考えてた時よね?」


「うん。うちがマッピングする時って罠の位置も一緒に印付けとくんだけどね、あの時点では可能性でしかなかったから言わなかったけどマップを重ねると一箇所だけ罠が重なる場所があったんだよね。こんな感じで」


本当だ、綺麗に同じ場所に印がつけられてる。


「なるほどね、ただこれは本職の人かアヤカにしかできない事だと思うわ」


「そんな事ないと思うけどな〜」


「そんな事あるっすよ!まずこんなに綺麗にマッピング出来ないっすよ!それに…」


「あぁ。さっきも言ったがまずスキル無しで罠なんて探すの至難の技だぞ?それを簡単にやってる時点で規格外だっつーの…」


「ま、まあまあ!とりあえずはあの扉どうにかしちゃお!ね?ライム!」


「ふぇ!?う、うん?」


あ、話逸らして遊んでたライムに話振ってるし…


ぐぎゅるるるるるぅ〜


「「「「………」」」」


ん、ん?今のって…


「ねえ、ジュっくん?」


「お、おう…なんだ?」


「ねー、フウー。今のおっきい音なにー?」


「誰かさんのお腹が鳴った音だよー。お腹空いちゃったんだって」


「ライムもご飯食べるー!」


「ジュっくんライムにも言われちゃったね〜」


「まあでもここで一回ご飯食べよっか。ライムも食べたいみたいだし」


「そうっすね!タイミング的にもこの場所もちょうどいいっすもんね!」


「でも、食材になりそうな魔物いたかしら?」


「ちゃんとあるよー!ほら」


「「「「「え…?」」」」」


うん、知ってた。


これ13階層で大量発生してた魔物なんだけど溶岩魚マグマフィッシュっていうやつらしいよ。


口から溶岩吐き出してたし鱗は固まった溶岩みたいだしみんながそういう反応になるのも無理はないよね。


説明欄に美味しいって書いてあるから食べるけど、書いてなかったら確実に捨てちゃう様な見た目。


「一応美味しいって書いてあるから大丈夫だと思うよ。多分…とりあえず料理しちゃうねー!」


まずは鱗?だね。


岩みたいで大きいから枚数も少ないし手で引っこ抜いちゃおうかな。


お、意外と簡単に取れる!


これは素材として残しとこーっと。


次に頭を落としてー…


お、意外と肉質は硬くないんだ、この頭も一応…


そしたら内臓だね!


中を傷つけないように…


ん?なんか光ってるものがある、これなんだろ?


えーっと、溶岩袋?って言うらしいよ。


これは一番使えそうだし残しとこう!


最後に三枚におろして…


骨と尻尾も一応…ね?


さて、まずは焼きと茹ででどんな感じか味見してみよう!


街が騒ぎの中どうにか買えた調理器具セットと調味料セットもあることだしねー!


まずは焼きから!


…んー、いくら焼いても火が通らない…もしかしてこれって…


…やっぱり、茹ででも火が通らない…


食べた感じだと鮫に近い感じの肉質かなー。


どうしよう、火が通らないとなると生食だよね、温かくはなるんだけどなー。


熱々の生食なんて地球にはないから未知すぎるよ…!


「なあ、あいつすげー目が光ってるけど大丈夫か?」


「あー、フウは料理してる時いつもあんな感じだよ?」


「フウがこの顔の時、お話しできない時ー…」


「凄いわね…私フウに料理教えてもらおうかしら」


「この会話も多分聞こえてないっすね…」


そんな話をされてる事など聞こえてないフウは順調にメニューを考えていた。


まずは刺身でしょー、次に昆布の出汁で溶岩魚の骨を沸騰させないようにゆっくりと火にかける。


おっと、ご飯炊いとかないとね!


出汁を取ってる間に溶岩魚の肉を擂り身にして繋ぎに片栗粉を入れて丸くして置いておく。


次にかえしを作って出汁、味醂、砂糖を加えてとろみがつくまで煮詰める。


そしたら骨とかを取って2回くらい濾したらつみれみたいなやつを出汁に入れて火にかけしっかりと灰汁を取ったら最後に塩で味を整える。


最後は、冷水と卵を混ぜて小麦粉を加えたらさっと混ぜてあとは切り身にした溶岩魚をつけて揚げる!


あと、冷凍卵も天麩羅にしとこう!


炊いておいたご飯にタレ、中央に卵、周りに溶岩魚、最後に上からタレをかけたら…完成だね!



《火山で作る簡単ランチ!》


・溶岩魚と卵の天丼

・溶岩魚のつみれ風汁

・溶岩魚の刺身



野菜ないのは許して〜…


ここまで空で飛んできたから葉物関係の食材何も持ってなかったんだよ…


まあ形にはなったから良しって事で!


「みんなー、出来たよー!」


「お!待ちくたびれたぞ!」


「やった〜!ごはんだー!」


「ライムはお行儀良くねー。冷めないうちに食べちゃおー」


「それもそうね」


「いただきまーす!」


………


「なんだこの刺身、食べた事ない味と食感だが脂が乗ってて意外と美味いな」


「あ、うん。それリアルの方で例えるなら鮫の刺身に似てるかも」


「こっちの天丼は不思議な感じっすね…周りは凄いサクサクして中身は熱々なのに食感は刺身と変わらないっすね。味はめちゃくちゃ美味いっす!!」


「こっちのスープもだわ。出汁もつみれみたいなのも美味しいのだけれど食感が生なのね」


「そうなの。この魚、火を通しても熱々になるのに火が通らないの」


「ライム、おかわりー!」


………


すごい、結構多めに作ったのに全部無くなっちゃった!


ジュっくんが3回、ファイスとライムが2回、アヤカとレイナが1回おかわりしたの。


6人前しか作ってなかったら足らないところだったよ…


まあでも、みんながこうやって美味しいって綺麗に残さず食べてくれるのは凄い嬉しいけどね!


「自分、食べすぎたんで少し休みたいっす…」


「そうね、少し休憩したら扉調べましょうか」


「そうだね〜!ここまでほとんど休み無しだったしねー」


「ねぇ、フウ?」


「ん?」


「私あなたに料理を教えてほしいんだけど何か方法はないかしら?」


レイナ、急にどうしたんだろう?


なんか凄い深刻そうな顔してるし…


「ゲームの中の能力の話?それとも現実!?」


「ゲームで上手くなるならいいのだけれど…出来ればリアルで教わりたいわ」


「ゲームじゃ難しいかなー…アヤカ、何かいい方法ない?」


「ん、ごめん!聞いてなかった。なんの話?」


「レイナが料理教えてほしいらしいんだけど、どうしたらいいかなーって」


「あー、なるほどね!それならいっそこのメンバーでオフ会しちゃえば?うちはそれが早いと思うけどな〜」


「オフ会って何?」


「オフラインミーティングっていうんだけどね、ゲームとかSNSとかのインターネット上で知り合った人達がオフライン、つまりリアルで会う事って言えばわかるかな?まあこれにはみんなの同意が必要だけどね〜」


そういう意味でオフ会なんだね。


それならだめっていうか、なんか凄い楽しそうなんだけど!


「なるほどね、私は全然いいよー!」


「本当に!?凄く助かるわ!ジュっくんとファイスはもちろん来るわよね?」


「フウとアヤカが大丈夫ならってとこだな」


「自分は行きたいっす!」


「そこで許可取るのがジュっくんらしいな〜。みんなで集まろうよ!って話なのにー!」


「アヤカの言う通りだよ!みんな居た方が絶対楽しいよー!」


「お、おう。2人がそう言うなら俺も行くぜ」


「ごめんね、2人とも。普段ジュっくんの周りに女性が居ないから緊張してるのよ…」


「なっ!?」


「それはしょうがないっすね…」


「ねえ、ファイス。あなた口調が素に戻ってるしそれに第一印象良くしようと口調変えるのやめたら?」


「うっ…」


「あー、だからか。ファイスの喋り方最初の方ジュっくんみたいな感じだったもんね」


「まー、とりあえずイベントお疲れ様会兼ねてオフ会決定って事で!」


「それはいいけが、都道府県どこだ?ちなみに俺とレイナは東京だ」


「自分もっすね!」


「あ、私達も東京」


「じゃー、待ち合わせは新宿駅って事でー!」


「わかったわ。日時はどうするの?」


………


「それじゃあリアル時間明後日の10月9日の午前10時新宿駅西口の宝くじ売り場前集合って事で!」


「ええ、詳細も決まったしそろそろ行きましょうか」


「そうだな」


「ライムーおいでー!」


「んー!ふぁ〜……フウおはよ〜…」


(やっぱライム可愛いな〜)


(な、何この可愛い生き物!?)


「少しはゆっくりできた?」


「うん、だいじょうぶー。もうしゅっぱつー?」


「うん、もう行くって」


「ライムおっはよー!」


「ライムちゃん、おはよ。出発しても大丈夫?」


「ん、おはよー。だいじょだよー」


「なんかほのぼのしいっすね」


「そうだな」

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