第39話 天魔親善会談
デルク:よっ!元気にしてたかい?ナレーターのデルクだ♪さてさて、スカイフォード連邦へ王族専用機を購入する事になったフィローネさん。それにしても、航宙機を近所へ買い物に行く感覚で買えるってあたりが王族って感じだね〜。もっとも
魔界時間15:00 首都エアフォート大統領官邸前
※これはミルフィーを見つけた後のお話です。
グッタリするミルフィー
神門:姫様、大丈夫ですか?
デルク:赤ちゃん語は
ミルフィー:だ、大丈夫・・・じゃないです。全身くすぐられて笑い疲れたです。
神門:畏れながら、姫様が女王陛下を怒らせるからですよ。今回も勝手に居なくなってカミカゼプテラなんかに乗るから。
※永遠の女帝46話参照
フィローネ:今度また勝手に居なくなったら・・・
笑みを浮かべながら指の関節を鳴らすフィローネ
フィローネ:分かってるわよね♡
ミルフィー:ふぁい!
『大統領官邸応接室』
フレデリック:お待ち申し上げておりました。ようこそスカイフォード連邦へ♪私がフレデリック・ホーネットです。
握手する2人
フィローネ:はじめましてホーネット大統領、ローラント王国女王フィローネ・ローラントです♪
フレデリック:さ、こちらへ。
互いの椅子に座る
フレデリック:さて、陛下は王族専用機をお求めだとか。
フィローネ:はい、
フレデリック:陛下が国民を想う気持ちは素晴らしいです。ですが、王族専用機を持たない王族は諸外国に格好がつきませんし、何より国民の皆さんが諸外国から恥をかかされる事になるのでは?
フィローネ:た、確かに。
フレデリック:これはいつも国を、そして国民を想い務める貴女へ国民の皆さんからの贈り物と思っても良いと私は思いますよ♪
フィローネ:ホーネット大統領。
卓上の宙に浮いた液晶モニターに一機の航宙機を映すフレデリック
フレデリック:これはエリカさんから事前に聞いて貴女のために設計、建造した最新鋭王族専用機です♪
フィローネ:す、凄い!
フレデリック:我が国は貴女への国と国民を想い務める献身的な姿勢に感銘を受けこれを貴女にプレゼントさせてもらいます♪
フィローネ:え⁉︎
フレデリック:正確には私と我が国の国民、そして貴女の国の国民からのが正解ですね♪
フィローネ:あ、ありがとうございます!
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