第38話 入国!スカイフォード連邦
デルク:よっ!元気にしてたか?ナレーターのデルクだ♪魔界へ向かうこととなったフィローネさん。航空産業超大国スカイフォード連邦を決めたのはどうやらエリカさんのようだね。
境界時間10:00 カズクラフト家自家用航宙機内
飲み物を渡すメイド
エリカ:ありがとう♪
フィローネ:ありがとうございます♪ごめんね、エリカ。今回も乗せてもらっちゃって。
エリカ:良いよこれくらい。そもそもこれから行くスカイフォード連邦はフィローネのために買い物するんだからね。
フィローネ:それなんだけど、航空産業超大国なんでしょ?そこで何買うの?
エリカ:アンタね、そこで買い物って言ったら航宙機に決まってるじゃない。
フィローネ:え⁉︎こ、航宙機⁉︎そ、それってお高いんでしょう?
エリカ:あのね、どこかのテレフォンショッピングじゃあるまいし。そりゃそれ相応の値段はするに決まってるでしょ。
フィローネ:おいくら?
エリカ:1番安いのでも6兆ヘルネスはするわよ。
フィローネ:ろ、6兆⁉︎む、無理無理無理!
エリカ:ゼニリオ帝国とロードラング公国の2カ国を手に入れた時に中央政府から100兆ヘブンスの開発援助金を貰ったんでしょ?それ使えば良いじゃない。それに、一国の神王がいつまでも他所様の航宙機に乗せてもらってじゃ格好がつかないでしょ?国民にも示しがつかないし。
フィローネ:うっ!正論です。
エリカ:スカイフォード連邦の大統領とはちょっとした縁で知り合いだから話は通してあるわよ。それに、ディメスティア帝国のネネ・ディメスティア女帝も訪問中だし、一石二鳥じゃない。ミルフィーがお世話になったから母親として挨拶したかったんでしょ?
フィローネ:う、うん。
エリカ:ところで、そのミルフィーは?
フィローネ:それが、また居なくなったの。
エリカ:また⁉︎
フィローネ:神門さんも一緒だから心配は要らないと思うけど・・・
恐ろしい殺気を放つフィローネ
フィローネ:見つけたらお仕置きしなきゃですね♡
エリカ:(うっ、敬語になってるって事はキレかけてる。こういう時のフィローネって下手に刺激すると怖いのよね)
メイド:スカイフォード到着まではまだお時間がございますのでお休みになられては如何ですか?
エリカ:(メイドさんグッジョブ)
怒りを鎮めるフィローネ
フィローネ:そうさせてもらいます。
寝室へ向かうフィローネ
エリカ:ふぅ、ホントどこ行ったのかしらねあの子。
メイド:それについてお耳に入れておきたい事が・・・
エリカ:えっ⁉︎
次回へ続く・・・
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